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宮古市魚市場の水揚げ風景

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船を係留し、すぐそこの宮古市魚市場に着てみた。
宮古漁協の定置網船が各漁場から網を上げて魚市場に水揚げ。
漁協の定置網は、湾内の岸場所に仕掛けてあるので、三陸沖との
海状況とは世界がまったくもって違い、凪がいいので時化で
休むと言うのは、台風以外あまりない。

船のカメから獲った魚を網タモですくい上げてベルトコンベア前の
たまりに移してベルトコンベアから船員がそれぞれの魚ごとに選別。


この魚は、ショッコ。ブリになる前の名前。
これが大きくなって、名前が変わっていき最終的に、ブリとなります。


獲った魚は、船のカメの中に氷漬けにして帰港します。
カメからタモ網ですくい上げてユニックで吊って水揚げします。

ユニックで吊って、タモ網を動かしベルトコンベア前のたまりに
入れて移します。

たまりには仕切りがあって、それで止めていて仕切り止めを外すと
魚が出てきてベルトコンベアに乗ってとそれを魚ごとに選別。


11月になりましたが、漁期は11月中旬から12月上旬。
10月とか早い時期だと、鮭は銀毛に近いのとかが多く獲れます。
11月下旬とかになると、ブナ毛が大半で銀毛がほとんど定置には
入らず、延縄で銀毛が多く釣れます。
定置網が仕掛けてあるとこは、岸のとこや湾内なので
ブナ毛が多く獲れます。延縄は沖でするので、沖には銀毛が多く
質の良い煌びやかなのは延縄で釣れる鮭がいいです。


温暖化の影響で、南で獲れる魚が三陸地方でも獲れるようになりました。
写真のは、サワラです。サワラの小さい子供のサゴシも水揚げしてあり
2000年になってから、サワラの漁獲がグーンと伸びてと
延縄でも釣れるようになりました。水揚げがかなりあります。
やっぱ温暖化で魚も北上しているんだなと。
1メートルを超えるサワラもありと、ビックリ。

宮古魚市場内には、タンクが多く並んでありましたが
鮭の割合が少なくて時期にしては漁が無いと思った。
ショッコの割合が多くて、タンクがほとんどショッコ。
定置の鮭は例年と比べると漁がないと感じた。
このまま続くと、今年は鮭が不漁の年??なのかもしれない。
水が変わって漁があるようになってほしいものだ。

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