岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

きよ水でタコ・ドンコ・マタラが

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今日の三陸沖は凪由。宮古で沖に出てきた船は自船だけだった。
山田は2隻。南の船と連絡しながら漁をした。
数日置けば魚が入っているかと思い、出漁してきたが
餌がまるこで残っていて、スムスもまったくたがっておらず
きよ水が強いのが分かった。

カゴを上げていくと、前より漁が無い。ドンコ・マタラが獲れだしたが
イシダコ・ミズダコが皆無な道具もあった。

ヨゴダの下が隠れるようになったらば、空のヨゴダと交換。
重なりすぎると魚の体表面が白く変色するので、
少しですぐ交換しないといけない。

船尾に持って行き、発泡に氷をひいて各サイズの魚を詰めての繰り返し。
ほったらかしにして後からだと、魚が干からびたりとかするので
獲ったらばすぐに氷をひいた発泡の中に並べてじゃないと
本当の新鮮さが失われるのと、ドンコは腹が焼けるので慎重に管理
しないといけない。

数日前と比べると、漁獲は落ちた。イシダコ・ミズダコを捕獲したが
漁が無かった。沖合いでは、ミズダコ(ヤナギ)がメインで獲れるので
沖合いを重点に道具をあげた。オカ海(水深120~160メートル)だと
イシダコはほとんど皆無状態。沖でミズダコを狙わないといけない。

餌がそのまま付いていたりと漁が無かったが、ミズダコを捕獲しながら
11時過ぎまで操業した。ミズダコを触って、ぷたつけると毛を立てて
怒る。墨を吐くのは、敵から逃げる為だけど怒ると毛をたてる。
イシダコは赤黒いけど、ミズダコはオレンジ色。
三陸沖ではミズダコがメインで獲れるので、ミズダコを狙わないといけない。

カゴ網にイソギンチャクがくっ付いていたので、もぎ取った。
水深180メートルの海底で付いてきた。
手に取ると全体が柔らかく、下が固い。
このイソギンチャクは移動するようだった。

きよ水が強く漁が無かったので、明日は休漁しオカ仕事。

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