岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

海面から白い煙が

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今日は一段と寒かった。放射冷却現象で海面から白い煙がもわ~っと
上がって幻想的な世界だった。
アワビ漁の時になると、サッパで座って運転となるんだけど
視界が白い煙の中かき分けて走行、視界が悪くて見えないことがある。
今年もそんなのがあるんじゃないかと、おっかない。

サンマ船が船首にあるライトを照らしながらきた。
あのライトは天まで届くような光で、かなりまぶしい。
本日三陸沖に出漁したのは、本船のみ。他は休み。
山田もでてきてなかった。凪も良く、潮がゆれていたので
ホウスビで巻き上げた。水が変わって漁が、分がんなぐなった。
ドンコ根のとこ、ドンコが漁が無く沖合いに移動。
沖は沖で、ギスが網に刺さって抜けなくなっているのが
結構あった。中間くらいの漁場、しばらく置いたのには
イシダコが入っていて漁があった。

一昨日の帰港の際には、イルカがいっぱい飛び跳ねていて
イルカ回しで魚をぼったぐって、カゴの中におっかなくて
タコが入るかと思ったらば、そうでもなかった。
かえって、魚をどっかにやった。
カゴを巻き上げていると、右舷の約5メートルくらいのとこに、
三角形の黒いのが海面にプカリと浮いては沈みと、流木なのかなと
思ったらば、マンボウだった。マンボウが、必死こいて泳いでいた。
倒れそうで倒れないように必死で、目がギョロンとしていて
おもっせぇ顔していた。なんか、寝ているとか言われるけど
寝ているのってほとんどない。陸の話と海の現場とではちょっと
違うのよ。カギサオの取っ手部分で突っついてやろうと海にバシャンと
やったらば、バダメガシテ逃げていった。
その逃げるスピードが凄く速い。ビックリする。
三角回転しながら真下海底に潜って逃げた。

その後、操業再開。11時半まで操業し帰港した。
1日・2日と低気圧が通過で、気象がかなり悪いようなので
土日と浜休み。海が悪い時が漁師の休みなので、日曜日とかは
あまり関係ない。いつ休みになるか決まってないし、
海状況や気象に左右され休みが分からない仕事なので、
平日休みが続くこともありと、バイクでちょっくら走るのも
趣味として充実するのかなと思ったり。

その代わり、夜は早く寝るから出られないってのも漁師。
19時過ぎには寝るから、趣味するのは日が落ちる前までだから
自分にはバイクはいい趣味だと思う。
購入資金に、ベースや楽器類を手放し売ろうとしてます。

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