コンクリート作りとアクセル全開！

2009 3/18

2009年3月18日

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深夜過ぎ起きてから浜へ。風が吹き荒れていたので戻ってきた。
今日は休漁。朝まで寝てから9時過ぎになり倉庫でオカ仕事を
することにし、倉庫へ。今日の宮古は暖かかったです。
気温が10度超えてましてポカポカ陽気。
明日は宮古の最高気温は17度らしいので、かなり暖かくなります。
17度ったら夏ですねー。仕事は汗かきで半袖になってそう。
宮古港内須加は平和でした。
倉庫で発泡作りをしていると、知り合いの漁師がチャリンコで来て
『コンクリート作りてぇがら、車でメイクさせでってケロ』
と言われたので、トラックに乗せて言われたメイクへ。

70歳過ぎの知り合いの漁師ですので、車の免許は持っていませんし
車もなし。大きい荷物になるようなのを買うには車が必要です。
チャリンコで買いに行くなんて無理なので、老人漁師が買い物と
なると、車がある人が頼りになります。
で、乗せてメイクへ。えっと、お年寄りはメイクっていうんですが
メイクは、ホーマックのことです。

トラックに乗せてコンクリートの材料を買いに行きました。
目的地に話しながら運転していると、アクセル踏んだまま
アクセルが戻ってこなくて、ブォーーーんと吹かされて
たまげてブレーキ踏んだ。アクセルは踏まさったままで
戻ってこずでクラッチ踏んで空ぶかししながらビビッテ
つま先でアクセル踏むとこの横をクイット戻した。

かなりビビッテ運転するのもおっかなかった。
アクセル踏みすぎるとアクセルが戻ってこないから。
老人漁師もおっかながっていた。
「おめーに殺される」って言われ、
『でぇじょうぶだぁでばぁ、死なねぇーでば』て言った。
そんなこんなで、ホーマックへ。

駐車してアクセルのとこをチェック

指でガッチリ下まで押してみたらば、戻ってこなかった。
ロックされた状態。

ネジが錆びているようで、油させば解決っぽい。
長靴で海水があるとこからトラックに乗るので、どうしても
足元は海水がとなるので、周囲に塩水が付着するから
どうしても錆びになる確率が高い。荷台も塩水で錆びまくり。

コンクリートにする材料を購入。
さっぱり分からないまま着たので店員さんを呼んで聞いた。
1平方で高さが20センチ。サッパを上げるために使う
機械巻きエンジンを取り付ける土台を作るわけでして
その材料と配合で聞いたらば、担当が休みだということで
袋に配合が書いてあったので、それにあうように材料も買った。
20キロの砂が15袋、砂利も20キロで10袋、セメント25ｋｇを5袋。
足りっかやぁと聞かれたけど、オラはやったことないから分からん。
足りなかったらば買いに来ればということにしてもらった。
で、トラックの荷台に積んで須加のサッパがあるとこへ。

耕運機のエンジンがベースで巻く機械は自作改造。
自作で作るなんてすげーなと思った。
自分にはそんなスキルはないので、耕運機のエンジンが
どんなのだかみた。三馬力の耕運機エンジンだった。
小さかったのねん。
サッパがあるとこに砂と砂利を置いてセメントは倉庫へ保管。

倉庫前では竹をためたのにカンザシを付ける作業としていた。
行って帰って来るまで、ボンデン作りしてたので助かった。

山から切ってきた竹はその竹によって様々。基本的に曲がっているので
ガスバーナーで曲がっている箇所をあぶって色が変ったらば
テコの原理でその部分を曲げながら、水で濡らしたタオルで冷やすと
曲がっていた箇所がまっすぐになります。
この作業を、漁業用語で　ためる　といいます。
竹をためてボンデンを作ります。結構、やったぐなる作業です。

バーナーであぶってまっすぐにした箇所は写真みたいになります。
あまりあぶりすぎて曲げすぎると、竹がパン！と破裂し割れます。
結構程度が難しい作業です。
ボンデンの漁具が出来上がるまでの工程には、
面倒なのがかなりあります。

ゴミとなる発泡をもらい、この発泡を自分なりに考えて四角い発泡を
作ります。養殖用のドラム缶みたいな発泡を買うとかなりの値段です。
沖で漁をすると、ボンデン・発泡が切られてなくなるのが
いっつもですので、買っていたらば経費がかなりとなりますので
経費をかけないように、ゴミとなる発泡を貰って自作します。
発泡にも様々な形や大きさがあるので、ナイフで切ってパーツにして
作ります。それなりに頭を使います。マニュアルはありませんので。

できた発泡。80cm 80cm 80cmです。結構大きいです。
これで浮きとなります。業者さんからロープ資材をくるんでいるの
ゴミになるのを貰って、それを発泡から覆って釘で止めて出来上がり。

網も切ってキショッテ作ります。それを発泡にかぶせて綱で
ゆつけて出来上がり。これで沖で漁ができます。
海で漁をするには、陸仕事がかなり重要となります。
魚獲るにもまず漁具作りから始まります。
これといったマニュアルはないので、頭を使って考えて作ります。
漁師それぞれ仕掛けも漁具も違ったりしますので。

オカ仕事も終え船へ。エンジンのメンテすることに。

ヤンマーのエンジン

オイルみたらば半分下までで減っていたので
オイルを足すことに。

ヤンマー純正ハイパーロイヤルオイルCF 15W-40
一缶使った。予備のも買っておかなきゃ。
明日の準備もし、今日の仕事は終わり。
帰ってきて、デスク仕事してからオンラインゲームで
キャラのレベル上げ。趣味を楽しんだ。やっぱゲームは楽しい。