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今シーズン初のウニ漁行われる

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岩手県宮古市、本日(5日)今シーズン初のウニ漁は予定通り行われました。
今年のウニは、痩せていました。海底に海藻がオガッテなくて、ウニが食べる
餌も少なく、それと水温の関係もありウニの生育が良くありませんでした。
採ってみて、痩せばっかり。どっこの海域も痩せていたようです。
昨年までの、実入りとは違いました。

まだ、時期が早いので実入りが悪いですが、ウニの他にも獲れる魚が
遅れている状況で、型も小さいという年です。海がおがすけねぇ年でもあります。
どの漁師も痩せが口癖でした。それと、今年はウニの粒が小さいのが多く
大きい殻のが少ないと感じました。
今年柄なのか、今年のスタートはあまりいいものではありませんでした。

7月中旬くらいからが本格的なウニの実入り味となります。5月6月はまだまだです。
ともあれ、シーズン初のウニ漁が行われホッとしております。

海底に生息するウニをタモで採ります。

色が違うのが、ボウズカゼです。(バフンウニ)
坊主頭に似ていることから、ボウズカゼと呼ばれています。(ウニのことを、カゼと言います)

女性がウニを採っていたのには、ビックリしました。
おどっつぁんが支え方で、かがさまがウニ採り。普通逆なんですけど・・・
女性進出ですね。うちのカミさんにも採らせるかな。

定量1籠を決めました。採り放題ではありません。
定量決めたので、漁を切り上げて帰る準備。

浄土ヶ浜で監視船に寄ります。

通過済み証をもらいます。アワビ漁でも同じです。

舘ヶ崎をかわって、須賀に向け帰港中。

須賀に帰ってきました。船を陸揚げして、サッパから漁具等をトラックに積んで漁家へ。

ウニを剥く作業の前に、腹ごしらえ。
採ったウニを剥いて、スンナご飯。ウニを剥く前の、このスンナご飯が最高です。

うちは、サッパ二隻なので籠で二つとなります。(漁獲も2倍)
お昼過ぎまで剥き作業がかかりました。
剥いていて、やっぱ今年のカゼは痩せいているが感想です。
まだまだです。7月中旬くらいからが、本当のウニの味・実入りとなります。

こなれた等、製品にはならないウニ実は、焼きウニにしてスンナ。
アワビ漁でのスンナにした殻を洗って取っておいて、ウニ漁の時に使います。
焼きウニスンナは、ウマーー

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