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第5回目のウニ漁行われる

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岩手県宮古市、本日シーズン5回目のウニ漁は予定通り行われました。
前回より水は良かったですが、海底覗いても、なんとなーくぼやけている感じ。
水深2メートルまでは見えましたが。ちょこっと深くなると、上記写真の青空状態。
ぼやけて何がなんだかでした。水が悪いっていえば、悪かったです。
昨夜から雨が降り続きで止まるかと思ったらば止まらず、川からの水で海が濁って
水が悪くて見えないと思ってましたが、案外見えてました。
でも、3回目4回目の口開けと比べればいいほうでした。
波と風があってサッパが持っていかれて、採りにくかったです。
操業時間(5時から8時まで)一時間前には、定量一カゴ決めて操業終わり。

今回の口開けでは、久しぶりにカサの日出島で採りました。
崎山~宿方面を『カサ』といいます。上の方っていう意味です。
日出島は崎山漁港から見えます。
一般の方は、遠くから島を見ることしかないと思います。
日出島の海底は神秘です。太古の昔からの地層もです。
島には、名前は忘れましたが鳥が生息しています。今日もうるさかった。
日出島に上陸するのは禁止されています。
サッパで岸沿いをスラスターで移動して海底覗いて採ります。

崎山漁港から見た日出島。

漁を終え、須賀に帰港。

今日も知り合いのカメラマンさんが来てました。有名な方です。へ帰ってきてから剥き作業。

剥き作業前の、腹ごしらえ。スンナご飯。うめーー
やっと、ウニの味が出てきました。

剥いていると、白子のウニが多かった。やっぱ、白子時期だなと。
これからさらに白子が多くなるウニです。でも、白子ばかりの時期が
一番ウニの味がでます。(白子がでない生ウニが)
産卵前のウニは一年の中で味が一番です。
白子食べたらば、一発アウト!!激しい腹痛や下痢で危険です。
生では食べられません。

牛乳のような液体が実の中からどんどん溢れてきます。

白子が出て出てとなると、実がとけて小さくなっていきます。
冷たい海水でガッチリすると、白子出てくるのが少し止まり実がビチッとします。
生温い海水だと、大変です。水温管理も大切な剥き実作業です。
殻付きウニを買った場合、ウニ白子が多いかも。今時期は白子が普通です。
白子がでない生うにの方が、珍しくなります。
7月8月の白子は強力です。一発アウト!!危険です。

生は生で、白子は白子でタライに分別します。
実からどんどん白子がでてきて海水が牛乳みたくなってきます。

時間が経てば経つほど、白海水に。実が見えなくなります。
海水で洗って白子を出しての繰り返しで、実から白子をとります。
白子とっていると、実が縮まって小さくなっていきます。

白子がでない、生です。生食用です。
殻付きで白子実知らないで食べたらば、危険です。
白子のことは知っててください。

シーズン5回目のウニ漁は行われました。
お盆前にウニ漁は終了します。(全10回)
日前がないので、あと何回採れるのやら・・・

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