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毛がに漁返り討ちに

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日本列島を離れるにつれて海が豹変してきた。西風が吹いているので
日本列島付近の陸下から沖へ3マイルは、風の影響はあまり受けず凪が良かった。
しかし、西風なので離れれば離れるほど吹き降しの風が強まり沖の漁場は吹いた。
三陸沖に出ている船は他にいなかった。
1本ぶり上げながら海が持つかどうかヒヤヒヤしながら操業していると
西風がさらに強くなり風のビュービューする音しか聞こえなくなった。
黙っているだけで、着ているカッパがバタバタして風で体が持って行かれそうになった。
波もトリプルで船上にぶっ飛んできた。操業困難で逃げ帰ってきました。
沖に行って、返り討ち。散々だった。
日本列島に近づくにつれて凪が良くなり、3マイル以内は無風で凪由。
写真のとこは、外海側の閉伊崎の灯台の東側から湾内に入る前のとこ。
沖は強風で海荒れて、オカ海は凪由。世界がまったく違います。
なんでこんなに海が違うんだろうといつも思います。
こんなに凪がいいのは海じゃないって沖から帰ってくると思います。

帰ってきたらば、アワビの口開けの通達がありました。
明日はアワビ漁です。気象が悪いのに開けるとは、信じられなかったけど
ともかく明日はアワビ漁。おそらく、止まるでしょう。
帰港の際に、沿岸沿いは波になってきてたし夕方からは低気圧で北東の風が吹き
雪がちらつくかと。風が北東から北になりそれから北西へ。波になるでしょう。
海が時化て止まるんじゃないかと予想。
凪がいい日を待って開ければいいんじゃないかと思うし、
そんなに開けるの焦らなくてもいいと思うんだけどね。

今日のスンナ。ドンコと毛がに。ドンコは、はじきや傷。
発泡に同じサイズのを並べてセットで詰めますが、足りない又は余った場合等は
スンナにします。そのまま魚を裸で水揚げすれば二束三文でただ同然にされるので。
(大きさが違うサイズをバラバラに詰めても安くされます)
基本的に魚は、発泡に並べて詰めて水揚げとなります。
新鮮な魚もスンナとなります。ぜえごさスンナ回し。
漁師から直接魚を安く買いたい方はメールにてお問い合わせください。

毛がにもスンナ。ハサミ・足が無い、取れそう、死にそう、痩せ、甲羅が割れている
甲羅が修復中などなど、傷になるのは水揚げせずスンナです。
夕ご飯のおかず又はつまみです。
毛がにを安く買いたい方もお問い合わせください。
来年の毛がにシーズンでは、毛がに祭りで大サービスいたします。

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