岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

復興までは長い道のり

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深夜はとんでもない気象でした。
海沖は、カメラのフラッシュ連続みたいな状況でして
雷がピカドカン稲妻走り~~
大気は非常に不安定で、アメリカ方面の空は赤紫やら白やら
稲妻走り、とんでもない海域空が見えました。
もう、ファイナルファンタジーな世界でして雨雲不気味でした。
ということで、戻って来ました。海は吹き荒れ~~
深夜過ぎていますが、それが自分の生活時間帯。寝付けません。
朝方まで狩猟。その後、飯食ってからオカ仕事。
午後三時前で仕事も終わらせ仮設へ。
たこの浜上の大橋に来てみると、タコの浜では重機が作業してました。


真ん中まで来ている防波堤の一部はそのままな状態です。
その横にテトラポットがしてあります。

震災前からのテトラポットの場所は、こんな感じになってきています。

防波堤方面に下る橋は、そのままな状態です。


砂浜の方は、瓦礫も片づけられてます。
岩の上の所に青いビニールシートがそのままになってます。
津波はその上をさらに盛り上がり、いっきにタコの浜上を超えて
裏山から鍬ケ崎に雪崩れこみました。
タコの浜は、形状がすり鉢状になっているので四方八方からの津波で
いっきに盛り上がり溢れました。
知っている方は知っていると思いますが、タコの浜の下から上の墓までは
結構高いんですよね。すり鉢状な形状なので、いっきに溢れました。
宮古港内前に防潮堤を作っても、こちらの方の対策をしないと
後から津波に襲われます。前に防潮堤、後から津波が来ると・・・・


復旧工事続いております。


橋の後ろ側は、鍬ケ崎です。
午後三時半前。


しみずばし~熊野町方面


建物基礎があった場所は、草がボウボウです。
場所によりけりですが、背丈もある長いヨモギが、おがってます。


下に来ると草ばっかりで、なにがなんだかです。
チラホラと測量が始まっています。
来年には区画整理が始まる予定のようです。
復興までは、まだまだな被災地の鍬ケ崎です。
長い道のりです。

旧宮古市魚市場は、解体撤去されました。
上町から海が直に見えます。
あの魚市場もなくなり光景も寂しくなりました。
臨港通りを車で走ってまず気にとまるのが
魚市場がなくなり海が見えることです。
でも、その海風景も高い防潮堤の石壁が目の前に
そして道路脇にできれば、何も見えず堀の中の鍬ケ崎になり
浄土ヶ浜までは、ただ通り過ぎるだけなところになりそうな・・・・・・
区画整理後、災害復興公営住宅や住宅建築・再建できるまでの長い道のり。
高齢者が多いのも実情です。
それまで、避難生活が続いている被災者の心と体が持てばいいのですが・・・・

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