岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

震災から一年半

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今日で震災から一年半経ちました。
今日の被災地の鍬ケ崎は、いつもと変わらずです。
被災地、復興までは程遠いのが現状です。
瓦礫が片付けられて基礎がそのままの状況で進んでおりません。

建物の基礎に雑草が生い茂り、なにがなんだか分からない状況です。
復興までは、かなり長い目でみないとならないと思います。
今年の夏から測量が始まっています。
今日は、熊野町のところで、測量をしていました。
区画整理の測量作業、チラホラみます。
平成28年度までには、区画整理は終了予定のようです。
28年度以降から、元の場所に住居を建てられるそうですが
それも大幅に遅れるのかもしれないです。
災害公営住宅も建設予定のようです。
どこら辺に公営住宅ができるのかなと思っています。
なにはともあれ、鍬ケ崎は、防潮堤ができてからじゃないと無理っぽいです。
高台移転もなく、元の場所に住んでくださいになった鍬ケ崎です。


鍛冶屋さんに寄って雑談。
被災者・避難者の一番の不安は、住居です。
仮設住宅3年となりましたが、その後どうなるか・どうするかという不安の声が多いです。
他の地域は、高台移転採用され造成するそうですが
現状では、まだ用地取得もできてないそうです。

先日テレビで田老の避難者のことをやってました。
田老は高台移転で造成。でも、その造成もいつになるか・終わるのかも未定のようで
それまでは待ってられない(もう年だし)ということで、田老から他の地域に移って
住居を建てての被災者が増えているそうです。
テレビでも、高台移転より住民移転の方を大きく取り上げていました。
宮古の崎山では、田老地区の住民が土地を買い今は住宅建設ラッシュとなってます。
崎山に移り住む被災者が見受けられます。
ハウスメーカーも宮古に進出してきて、多くの営業所が見受けられるようになりました。

被災者・避難者、それぞれ置かれた立場や状況そして事情が全く違います。
それぞれの避難者、悩み不安でいっぱいです。
新天地を求めて沿岸から出て県内・外に移り住んだ被災者もおります。
みな、どうするか・どうすればいいのかと日々不安です。

3月時点で、岩手県内全体の仮設住宅に入居している避難者は3万1千人。
9月になってからは、3月よりは減っているようです。
沿岸から内陸に避難生活している、みなし仮設(アパートや借家)の
避難者は、約4600人。

被災地の復興が中々進まない現状で、今後どうすればいいのかという声が出ています。
もう年で、あと何年生きられるか。それまで待ってられないという被災者もおります。
県内・外に住んでいる、子供の所に移り住んだ被災者もおります。
長くなればなるほど、色々な問題や課題がでてきます。
避難生活をしている、被災者の心と体が持てばいいのですが・・・・・

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