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閉伊川河口水門工事は

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今日は少し暖かい日でした。
なんだか明日から全国的にも気温上昇するようで、いよいよ春がやってきますおねがい
さて、閉伊川河口水門工事ですが第2ゲートまでできましたよ。

この第2ゲート真ん中を航行します。
深さもかなりあります。
そして水門通過後は、なんと数mの浅瀬に!
深いのから浅いになり、波が盛り上がって上流に来ます。
河口付近は、恐ろしい状況に変化・・・・・・
係留している船が前後に飛び回って船壊しにガーン
原因は、あの出崎埠頭の埋め立て防波堤延長で地形が変わりまして
藤原埠頭の防波堤にぶち当たった波が反射して延長した出崎の防波堤に。
その防波堤沿いに波が岸壁をツタってきて上流へ。
水深が突深くなり、すぐ浅くなり波が盛り上がってと
水深3メートル→2メートル→1.5メートルな係留岸壁は、干潮になったものなら、船が暴れまくります。
上流からの流れ泥や砂類で堆積され数年前より水深が浅くなりましたよ。
干潮になると舵が底にギリギリ当たるか・乗り上げかでヒヤヒヤします。
干潮時間には、危険で閉伊川に帰って来れなくなります。
で、出崎の防波堤→岸壁から少しばかりのうねり🌊が反射し
また藤原側にもいくようになりまして、
水門付近の藤原側からも斜めに光岸地・築地側岸壁に波が盛り上がって入ってくる事態に。
あそこら辺、水深がほとんどないような座礁するようなとこなので
浅いと波が高くなってそれがまた反射して岸壁側に向かってくるという・・・・
二転三転方向の波が襲ってくる河口に。
水門開放、船壊しでとんでもないことになってますわえーん
船尾のモエ(ロープ)がぶち切れるんですよ。
船が前後ろ引っ張られ、船尾のロープ耐えきれなくなり切れる。

船尾のロープを結いて止めているタヅが根元からモギレて壊れる事体にもなってます。
(8月の温帯低気圧の時)
ロープが太すぎても駄目なんですよ。
船の方のタヅが耐えきれなくなって、根元ごとモギレテ船からぶっ飛んでく。
少しの時化が来たらば船を避難しないとならない状況になりました。
開放されたらば、大変なことになった河口岸壁です。
時化の時は水門閉めてもらった方がいいなと皆さん言ってますわ。

で、今現在は藤原側工事で矢板止めしてます。
今度は藤原側工事です。
矢板で塞き止めたらば、なんと前より波が入ってこなくなりました!
全面開放は悪影響だった感がありますが、一番は出崎埠頭防波堤延長での地形変わり。
藤原防波堤からの返し波が宮古港赤灯台海域~龍神様~防波堤海域に分散し
逃げてたのが、それができなくなり出崎埠頭防波堤で遮られ
その波が上流に直に来るようになったのです。
でも、あと4年後には藤原側完成。
そうすれば船係留場所としては、また大変なことになりそうです。
4年間はやや安心になりましたけど、それからがとても不安です。

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