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【閉伊川の干満差で岸壁を見上げる高さ】そして浅瀬で船が座礁・舵が海底に乗り上げ危険な時期に

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この時期(4月・5月)は一年の内で一番潮位が低くなります。

普段の時期は、岸壁の車止めが外板脇の高さより低く荷揚げするのにも楽ですが

4月・5月は干潮・潮位が一番低くなるので船が岸壁より低くなります。

荷揚げ作業や水揚げするのが大変です。そして、乗り降りするのもよじ登る格好になります。

家の船は船べりも高く大きい方なので他の船よりは大分いいんですけど

船が小さく船ベリが低い船だと岸壁上がるのハシゴがないと無理だったりもします。

サッパだと見上げる高さになり家の二階によじ登るくらいの高さとなります。

潮位が低すぎると荷揚げするのもボンブ巻き上げ吊るして岸壁へ。

でも潮位低くなりすぎてるのでボンブの高さ巻き上げがギリギリ岸壁になったりと大変です。

一番潮位が低くなる時間帯前後1・2時間は避けないとなりませんが、

ちょうど帰港して魚市場開場時間帯数時間がピークとなるので、なんともならず・・・

こうなっていると岸壁の下は水深が1mもありません。魚探では20~30cmの水深です。

係留していて舵が海底に乗り上げたりしないか不安になったりもします。

そして、閉伊川の三分の一は海底が見えて浅瀬に。

その真ん中は水面から50cmの水深も無かったりするので座礁確実なので、

光岸地の岸壁側をギリギリ航行し舵が当たらないように船をゆっくり走らせます。

魚探での水深は20cmとかです。
(魚探のアシが船底キールについているのでキールからの測定。深さは海水面から測定ではない)

船の底入れ一番下のキールからの水深なので、ギリギリ座礁するかどうかです。

舵があたるかどうかヒヤヒヤしながらゆっくりと。そして、スロー・ストップの繰り返しで。

それでも海底に当たるというか乗り上げることがあって、

船の後ろがガクン音とともに乗り上げました。

今回で3回目です。船尾が跳ね上がりましたよ・・・・

舵が曲がってないか、外板に亀裂が入ってアカが入って来てないか心配でしたが

アカは来てなかったのでそれだけでも安堵しましたが、

船を上架して船底が壊れてないかチェックしないと。

上流での工事で土砂が流れてきてここ数年水深が浅くなってきました。

4年5年前はそうでもなかったんですが、透明度がいい時に航行しながら水面見ると

明らかに浅すぎになっています。

今後また水深が浅くなってくるでしょう。

大変だなと。岸壁側の船2隻幅くらいの航行しかできません。

少しずれると座礁しますので、おっかないです。

サッパでも船外機が当たるそうです。

知らないで閉伊川水門くぐって来ると、とんでもないことになり危険なので

知っている人から航行ルートを聞いた方がいいです。

デサキ埠頭のなあど・藤原側から水門までの海域の水深も浅いとこがあるので

航行ルートをズレたりすると・・・・

水門までの航行の仕方もあるので、互いに船が来ると緊張します。

この4月5月は一年の内で潮位危険になるので細心の注意をしましょう。

さてと、新月が5月1日です。満潮と干潮の差が大きくなる大潮時期・・・

この前後数日間は、かなり危険になりそうです。

船は出入りするのできなさそうなので、大潮時期は休漁しますか・・・・

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