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最大クラスの津波浸水想定で初の宮古市住民説明会が行われる

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先日(18日)に鍬ケ崎公民館で今後起こりうる大津波の浸水想定の住民説明会が行われました。

今後起こりうる日本海溝・千島海溝巨大地震・津波が切迫していることもあり

津波浸水想定の説明会は初めてです。

日本海溝巨大地震が発生した場合、地震発生から宮古港までの第一波 津波到達時間はおおよそ21分~23分

11年前の宮城県沖で発生した巨大地震大津波より到達時間が早いです。

前回のように船まで行って沖に逃げるという行動は 死 です。

岸壁まで行く道路の渋滞や船を出しても引き波で浅くなって海底に乗り上げ航行不能が大

又は避難途中に湾内で津波に飲み込まれて・・・・・

宮古港から閉伊崎まで2マイルありまして20分はかかります。

はっきり言って、船を沖に出して逃げるのは死ぬことになります。

ということで、地震が起こった場合、前回のように船を出して逃げるという行為はしません。

数年前から地震があっても船まで行って船を助け逃げるということは止めました。

船は諦めています。また被災しますが、海人の運命です。自然とともに生きるなのです。

説明会では、東日本大震災での津波の高さを上回る最大で11.1mの津波となる予想です。
(鍬ヶ崎地区の場合)

防潮堤が10.4mの高さなので、それを超える津波になります。

3メートル~5メートルの津波を観測と当初はラジオで流れていましたが(沖でラジオ聴いていた)

想定外の10mの津波が襲いました。

ということは、この鍬ヶ崎地区の津波高11.1mはあくまで想定で

想定外の高さの津波となることの可能性が大となります。

上記の津波浸水想定は防潮堤が破壊された場合の浸水想定です。

広大な範囲が被害となります。

鍬ヶ崎は紫色のとこがありますが20m以上の浸水となる予想です。

裏山の蛸の浜から雪崩れ込んで来ると思うので、前後からの津波で鍬ヶ崎地区は風呂状態になる可能性があります。

避難所の鍬ヶ崎小学校は浸水確実です。

説明会では、小さくてもいいので避難所を作って欲しいとの住民意見がありましたが

津波浸水地域より高い場所に作らないと意味がないと思いました。

前回の震災では高台の中学校の体育館が避難所となり、被災者が寝泊まりしていました。

下に作るのではなくて高台へ作るか、現存の中学校の避難所をメインとして考えた方がいいです。

若い世代は鍬ヶ崎にほとんどいませんというか、違う場所に行きました。

お年寄りが90%でしょうか。40代は若い方、50代も若い方

住民はもう70代以上ばかりです。

高台へ逃げる避難所は高台へ。

足が不自由なお年寄りには酷ですが、生きる為には高台へ避難しないとなりません。

住民説明会には若い世代がほとんど見られなかったそうですが、

若い世代っておそらく20代~30代だと思いますが、

40代50代は若くないと思います。おっさんです。

若い世代は仕事で帰って来るのが遅いので説明会の時間には来られないと思いますわ。

というか忙しくてその時間帯に来られないかと。

そして鍬ヶ崎に住んでいるのは数人程度くらいなのかな。

若い世代はまずいません。70代以上が大半ですので・・・

説明会に出席させるのではなくて、今はネットですよ。ネット。

YouTubeなどで説明会を生中継すようなことをしてもらいたいです。

そしてアーカイブとして残しておいてYouTubeで観られるようにしておく

そうすることで若い世代やそうでないネットをしている他の人も観ると思います。

もう住民を集めては無理だと思います。

近未来的にネット生配信がこれから先となると思いますので、是非ネット配信説明会を願いたいです。

自分もネットで説明会を観て聴いていたいですし。

ということで、この住民説明会は25日まで宮古市の7つの地域で行われるそうです。

今後起こりうる日本海溝・千島海溝巨大地震・大津波が切迫しています。

もし起こった場合に備えハザードマップは確認しておきましょう。

生きる為に高台へ!


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コメント一覧 (2件)

  • 自分は去年、久慈の説明会に行きました。
    若者は無理かもですね。自分は平日が休みなので行けました。
    マップを貰ったら、復興道路が堤防代わりになるので、家には決壊した場合、床下浸水が考えられる地域でした。
    You Tubeにてアーカイブ閲覧は、必要なことでしょうね。アップにはそれほどコストが掛からないと思いますので。
    自分の家の近くには防災センターとか、波に浸かる避難タワー(想定で波かぶりとなった)とか、釜石の防災センター並みにややこしい所があるので、整理が必要ですね。

    • 久慈でも説明会が行われたのですね。
      復興道路が防潮堤代わりになれば被害も少ないように思えますが
      念のため想定外もありますので安全確保で高台へ逃げるようにしてください。

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