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【痛み止め薬】 ロキソニンとトラムセット鎮痛効果の違いは

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先日のアワビ漁終えてから今日(16日)まで手首が痛く手が腫れてしまって

湿布貼って医療装具固定していました。

特に次の日の朝には手の腫れが酷く術後数ヶ月間のあのような腫れでした。

こりゃ駄目だなとアワビ漁の次の日は仕事を休み安静に

そして昨日は漁に出ましたが、鎮痛剤のトラムセット2錠とタリージェ2錠飲んで

漁をしましたが数時間後には痛くなったので、またトラムセット2錠飲んだ後に

コーヒーも飲みましたらば、なんと痛みが感じなくなってきました。

脳の中枢神経作用したようです。が、4時間後にはその返しがきました・・・・

そして今日は安静にするため仕事休み。明日は、整形外科の約3ヶ月ぶりの診察予約日もあり仕事休み。

アワビ漁ではカギ竿をうまく使えない・動かない、波だったので竿が持ってかれたりと

手首に負担がかかってたんだなと思いました。

無理しないようにしていましたが、腫れるようだとまだアワビ漁するのは先なのかなと。

竿を使う行為が駄目だんだなと感じています。

今日もトラムセットを2錠飲んでと神経障害性疼痛のタリージ5mgを2錠飲んで家で休んでいました。

目次

弱オピオイド鎮痛薬のトラムセットの鎮痛効果は

トラムセット配合錠には、非麻薬性のオピオイド鎮痛成分のトラマドール37.5mgと

解熱鎮痛成分のアセトアミノフェン325mgが配合されています。

脳の中枢神経に作用しますので、ロキソニンとは作用メカニズムが違います。

トラマドールはモルヒネなどの麻薬性鎮痛薬と同じオピオイド鎮痛成分に分類されますが

依存性が少なく医療用麻薬には該当しない成分です。

トラマドールには下行性疼痛抑制系神経を活性化(痛みを感じにくくする神経を高める)ので

より強い鎮痛作用が働きます。

麻薬性強オピオイド鎮痛薬は、モルヒネやフェンタニル、オキシコドンです。癌などの緩和に使われます。

WHO3段階除痛ラダーでは、第一段階の軽度の痛みに対して非オピオイド鎮痛薬(NSAIDsやアセトアミノフェン)

第二段階の軽度から中等度の痛みに対して弱オピオイド鎮痛薬(トラマドール・コデイン)

第三段階の中等度から高度の痛みに対して強オピオイド鎮痛薬(モルヒネ・フェンタニル・オキシコドンなど)

非オピオイド系鎮痛薬のロキソニンは

ロキソニンは、第一段階の非オピオイド鎮痛薬、軽度の痛みに対しての鎮痛薬です。

ボルタレンやセレコックスなどもこれに入ります。

ロキソニンは、痛みの炎症の原因物質のプロスタグランジンを抑えます。

トラムセットは脳の中枢神経に作用し痛みを感じにくくする作用ですが

ロキソニンは患部の痛み・炎症を抑えます。術後や抜歯後に処方されるのが多いかなと

手首を手術したその日からロキソニン処方されました。

患部の痛みの炎症を抑えるからなのだなと感じました。

整形外科を受診すると必ずと言っていいほど処方される薬ですよね。

腰や膝、手首や足首、首なの痛みでも処方されることが多い薬です。

ロキソニンより鎮痛効果が強いトラムセット

ロキソニンを飲んでも痛みがある・効かないなどの場合はそれより強い鎮痛薬となります。

術後から2年くらいはロキソニン処方でしたが、神経障害性疼痛もあり痛みも強いのが続き

ロキソニンは全く効きませんでした。

痛みの治療の方となりペインクリニックに行こうかなと思っていたところ

医師からトラムセットを処方されそしてリリカも処方され痛みの治療に入りました。

トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)は、脳の中枢神経に作用するので

痛みを感じにくくする効果もあるのでロキソニンより痛み効果はありました。

1錠より2錠(トラマドール75mg アセトアミノフェン650mg)飲んだほうが、また効きます

が、副作用もありますのでご注意を。

じゃぁ、なんでロキソニンからトラムセットを簡単に処方されないのかというのもあります。

そう副作用が違うんですよ。

ロキソニンは、長期に渡って飲みすぎると胃潰瘍になったりすることが心配ですが

大抵は、胃薬を飲んでいれば胃潰瘍や胃に穴が空くとかそういうのは少ないというかまず無いです。

トラムセットはオピオイド系鎮痛薬という独特の副作用の吐き気・嘔吐

便秘・ふらつき・食欲不振があります。

自分の場合は、吐き気が辛いです。嘔吐まではしませんでしたが、四六時中吐き気続き・・・

脳の中枢神経に作用するので、飲み始め2週間くらいまでは吐き気が続き辛いんです。

嘔吐する人もいるかと思います。人によって副作用強さが違うと思いますが・・・・・

吐き気止めを一緒に処方されますが、吐き気がします・・・・

2週間位をすぎると耐性ができて吐き気もおさまってきますが、未だ吐き気止めを飲んでいます。

そして食欲不振も続いています。長く飲んでいると少なからず依存性も出てきます。

なので、簡単にはトラムセットは処方されずロキソニン以上にはならないと感じています。

おわりに

鎮痛薬の効果や種類には色々ありますが、一般的な痛みにはロキソニンなのかなと思います。

痛かったらばロキソニンで、怪我や術後の患部の痛み炎症にはロキソニンかなと。

それ以上の強い痛みが続く場合は、第二段階の軽度から中等度の弱オピオイド鎮痛薬のトラマドール

(トラムセット)になります。より強い鎮痛作用はトラマドールです。

医師と相談してみてください。

痛みの治療に入るとトラムセットやサインバルタの選択があったりもします。

自分は当初、サインバルタ(SNRI分類)を処方されました。うつ病で使われる薬です。

うつ病じゃないのになんでサインバルタ処方されたのか、

実はサインバルタには神経伝達痛みを抑制する効果(痛みの伝達を遮断抑制する)、

神経障害性疼痛や痛みにも効くことが分かり痛みの治療に使われることになったそうです。

確かに痛みがまったく感じなくなりましたが

副作用が酷くて一週間で服用が中止となりました。

飲んでみたら・・・ あ・・・・・ぁ・・・

それは後日というかその内ブログで書きます。

『うつ病じゃないのにうつ病の薬を飲むとどうなるか』飲んだ本人が詳しく説明。

確かに痛みは感じなくなる効果は実感しました。詳細はその内に・・・・・

欧米では痛みの治療に、サインバルタを処方することが多いそうです。

熱がある場合はロキソニンじゃなくアセトアミノフェンです。

通常の風邪での発熱やコロナで解熱鎮痛薬飲むとか、カロナール(アセトアミノフェン)です。

ロキソニンは作用が違いますので、発熱だったらば脳の中枢神経に作用するアセトアミノフェンを。

と、話は長くなりましたがロキソニンとトラムセットの違いが分かったかと思います。

痛みの治療、医師と相談して指示に従って服用してくださいね。

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