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毛がに漁終盤へ

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深夜過ぎに出漁。嵐の前の静けさで、風もなく波もなく気持ちが悪かった。
時間が経って遅くなれば時化てくるのは目に見えていた。
ホウスビで巻き上げて、毛がにを捕獲。ピーク時よりガクッと漁獲は減った。
水温も下がり餌もそのままだったのいっぱいだった。
9時過ぎになると南風が吹いてきて強くなった。
ホウスビで巻き上げて早めに帰港する予定だったが、
北ボンデンが切られてなかったの復旧作業漁し、北ボンデンがひけてたのを
のぼせてやり直したらば遅くなった。
11時過ぎになると、南風波が凄く強くなって海が掘れた。
船がジャンプし船首が海面下に入りそうになり、海面ギリギリ。
船首から波がザバーっとはこなかったけど、ギリギリセーフな状況だった。
マタラ船も遥か沖合いから帰ってきて、本船操業している横を通り過ぎて帰っていった。
三陸沖には本船のみ。物凄い大荒れになった。

最後の最後まで無理くり操業。そして逃げ帰った。
立っているのもやっとだった。
水温が下がり、海面から水深50メートルくらいまでは3.9度台で
水深100メートルから水温4度そして水深150メートル付近は、水温5度台。
冷たい水が上っかのほうだった。
潮の速さも海面から水深100メートルまでは、0.6ノットで水深207メートルで、0.3ノット。
上っかの方が潮が速く水深が深くなればなるほど潮が遅かった。

4月5月になれば、キヨ水が物凄く強くなる。
水温も下がって、海がドス黒くなり網にはゼリー状泥が覆い尽くし汚れ
魚が皆無に近いくらい獲れなくなり死の海になる。
毛がに漁も3月いっぱいまで、もう漁も終盤。
今月は頑張らないと

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