深夜過ぎから陸でも南風がちょっと強く吹いていました。
閉伊川から宮古湾へ。
漁協屋上、緑ランプ点滅しているのを見ながら湾外へ。
宮古湾内は南風で旗がパタパタで強く。
閉伊埼を変わると南風波で船がドンブラコだったので
波でもウニ中止はしないのかなと思いながら沖だし。
この状況前から濃霧で視界悪く見えず周囲はスチーム状態。
レーダーだけを見て沖だし。
沖に来ると南風と波で海が悪かったです。
出ている船も声も聴こえず操業。
先日と打って変わって、タコが入っておらず あれ?
一本ぶりで1匹・2匹とかでパタッと漁無しに。
あ・・・・・ 終わったのかと思いながら上げて餌交換を。
午前8時過ぎになると風吹き荒れて海水面が白くなってセエが落ちてと
海が掘れてきたので操業止めて帰りました。
この時間帯で濃霧もおおよそはれてきて視界も見えてきました。
でも、レーダーを見ながら帰港。
重茂沖の5分を北上していると北からネズミ色をした船がかすかに見えてきました。
南風吹き荒れ🌊で、船首からすっかりかぶって航行も遅くて
どこの船なのかなと双眼鏡で見ると保安庁の船でした。
こんな沖まで保安庁が来るのは珍しいなと思い、
何かあったのかなと思って沿岸方向を見ると重茂のトバタ船が多く出ていました。
もしかして・・・ と思いました。
どうやら、ウニ漁に出て終わっても戻って来ないサッパ船があったそうで
捜索願いが出されて保安庁・県警船が出動していたようです。
ウニ漁終わって帰りに、岩の根に乗り上げて転覆した可能性もよぎりました。
朝は、物凄い濃霧で視界が見えなかったので、事故ったのかなと。
沿岸沿い海域まで来ると、海水面は真っ白になってかなり🌊でした。
宮古港に来て魚市場に水揚げ。
係留している後ろの県警船が帰ってきました。
行方不明になっていた漁師が発見されたそうで
トドヶ埼灯台の2マイル沖で、
サッパ船上で旗を振っている男性を保安庁船が発見したそうです。
発見され生きていて良かったです。
この時期は、海上はヤマセ(濃霧で)視界がほとんど見えません。
コンパスがないと、どこを走っているのかも分からず危険・・・・
自分も昔、閉伊埼から浄土ヶ浜に向かう時に(コンパス持っておらず)
斜めに進めば陸に着くだろうと思って走ったらば
いつになっても着かず・・・・・
ようやく何かしら障害物が見えたと思ったらば、
藤原ふ頭の防波堤のテトラポットでした・・・・
濃霧だと感覚がおかしくなってしまいます。
今では、スマホのGPSがあって便利ですが当時はそんなのもなく・・
そう、タコの浜のサッパ船が閉伊埼向けていたらば
閉伊埼を越えて沖合3マイルまで来てしまって(濃霧で見えず)
偶然カゴ漁のボンデンがあり、ボンデン発泡ににサッパを着けていたのを
発見され救助されたのがありました。
そんなこんなで、今時期海上は危険と隣り合わせです。
ともあれ、救助され良かったです。
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