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今年は海水温高く

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本日、出漁。宮古の船は本船だけだった。

船を沖出しすると走らさんない。

通常の回転数で8ktしかでなかった。

なんだか潮がキタシオ。こんな時期にキタシオとは珍しい。

例年だと、激速潮のマソなのだか・・・・

沖合いまで来ると案の定ポイントにボンデンが無かった。

キタシオなので北にボンデンがあるのは予想できたので、

北にのぼって探すと通常のポイントから北に20″にボンデンがあった。

深夜から南風吹き荒れもあり、こりゃキタシオだと道具延びずおったまるのが頭によぎった。

沖合いは水温22.5度と高くなりビックリした。

例年の今頃だと20度以下になっており、生簀にタコを入れても死ななくなるが

この水温だと、タコがたげで死ぬ。

表面がテカテカ光って硬くなるのだ。

そうなると二束三文になり傷よりたちが悪い。

氷漬けにしないとならず、今時期に氷漬けは過去例が無い。

生け簀管理でタコは活きているのだが・・・・

なんで水温高いのかな・・・・・

相変わらずボンデン発泡下や付近にはシイラ群れがウヨウヨ泳いで付いている。

型は小さいが動きは速い。

表層面にウヨウヨ泳いで海水面ジャンプしたりする。

釣りする人にはこのシイラ群れが普通に見られるのは目に鱗かも。

大きなサイズはユラユラとゆっくり泳いでいる。

とても船に積んでいる竿とリールでは、食いついた瞬間に引きで折れるだろう。

過去に四つ鈎スマル付けた竿で引っ掛けたことがあるが、暴れてスマル鈎根元からバキッと折れた。

暴れ力が強烈で手首があらぬ方法に持っていかれた記憶がある。

大きなシイラはおっかなくて手をかけようとは思えなくなった。

今やったらば手術した手首は再骨折する。

そして、重りには黒いカワハギ数匹が付いていた。このカワハギはめんこい。

重りを動かして当てると怒って攻撃してくる。

わざとカワハギに当てるとまたまた攻撃してくる。面白いカワハギだ。

そんなこんなで、取り付いて南に向かって巻き上げアンカーがくるとカゴが絡まっていた。

キタシオだと道具がおったまる。

とるにも難儀だった。

水が変わってあの泥ゼリー状が網目に付着しておらず綺麗だった。

ようやくあのキヨ水のときより酷かったのが終わった。

お盆過ぎから今まで凄かった。

泥水が終わると魚も入るようになり変わった。

ようやくだった。

鳥山もみられるようになった。

夜が明けてから凪が良くなりペターっとなった午後10時前になると海が突然豹変し大荒れになった。

北風吹いてきたと思ったらば、海水面はウサギにそして波高く。

海が掘れまくって凄い状態へ。

船首から波がぶっ飛んできた。

スカッパ開放し逃げ帰ったが、大波喰らいまくって走られたものではなかった。

船がローリングしまくりで荷が左右に移動しまくり。

船がひっくり返りそうな時もあり帰れるかと泣きそうになった。

とんでもない海状況だった。

どうにかこうにか閉伊崎近くまでくると、モーターボートかサッパだろうか

重茂半島からかわって宮古湾内に行くことが不可能だったと思うが

重茂のネバマに入っていった数隻。大丈夫だったのだろうか。

北風大波連続で凄かった。サッパは一瞬で転覆する海状況。

宮古には帰れない。帰ったらばひっくり返って事故確率高し。

宮古湾内もウサギに波と海が掘れていて珍しかった。

なんとか、無事に宮古港に帰ってきた。

魚市場に水揚げし家路へ。

今日はとんでもない海状況で精も根も尽き果てた。

いい凪ほど恐いものはないなと感じた日だった。

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