岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

アワビの見回し

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今日は沖の漁を休んで、アワビの見回しとすることにして
昨日準備をし朝方サッパで浜に出た。
今日は、先日までの暖かさと違って寒く海面からは湯気がモワモワと出ていた。
海面からの蒸気を吸うと変な匂いと味?なのか、体が変な感じになった。
冬になりもっとかなり寒いと前が見えないくらい霧が立ち込めた
ような感じになって、サッパで走るとおっかない。

アワビの見回しは10月25日までとなり、11月に解禁される第一回目の
アワビ漁までは鏡止め(箱メガネで海底を覗いてアワビを見る行為禁止)と
なるので、今日はいっぱいサッパが出ていた。

これが、鏡(箱メガネ)と言って、海底を覗く漁具。
アワビ漁やウニ漁で使います。
箱メガネは船具屋に売っていますが、人それぞれ使いやすいように
改造しています。買った箱メガネはそのまま使えるかと思うと
意外と違って使いにくいので、自分なりにいろいろ細工します。

これは、スラスター(支え機械)と言って、サッパを操縦する漁具です。
サッパで漁をするには、このスラスターがないとできません。
箱メガネを覗きながら、左手で操縦します。
カイとかありますが、アレはまったくもって漁をするには
使い物になりません。スラスターじゃないと漁ができないのです。
スラスターが壊れてしまって、どうしようもない緊急時に使う感じです。

ムゲエとトゲイ、そして姉ヶ崎から日出島まで今日はアワビ調査。

重茂半島から見る宮古陸。真ん中は浄土ヶ浜。
西風が吹くと宮古陸から北地方は、陸のすぐ下で風の影響をうけず
海面がペターっとして平和で湖のような感じになります。
タコの浜から海を見て判断してはいけません。
この重茂半島の場所は西風が吹くと海が荒れて、酷い時には
帰ってこれないです。帰ってこれない場合は、外海の重茂の浜に
サッパを置いて車で迎えに来てもらいます。

海が豹変する時はおっかない。

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