岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

鍬小の集団下校訓練は

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逃げ帰ってきました。陸は曇りです。
朝の7時半には船から上がり仮設へ。
海上での神経すり減り精神的に疲れまして
陸に帰ってくると安堵なのか、どっと疲れが出ます。
気を張っていたのが、いっきにゆるむからです。

漁師は肉体労働が大変だと思われますが
実は体力より、精神的な方の疲れが大きいです。
油圧機械に巻き込まれないかとか、
ロープに足や手体を取られて海中に引きずり込まれないかなど。
特に、ロープに体の一部が取られますと海底から引き込まれる力は凄いです、
ストップがききません。いとも簡単に人間は物のように海中に引き込まれます。
絞られれば、腕や足は切断やもぎれます。
絞られながら引っ張ると肉が削ぎれてズタズタに。
船をスローで走らせて道具を仕掛け入れますが、
この時にケダ(ロープ)に絡まったものならば
人間は物のようにひこずりこまれぶっとび海に。

車だと急ブレーキ踏めばストップしますが、
船にはブレーキはなく前進からニュートラルにすれば
惰性でそのまま止まるまで進みます。
後進してストップにしようとしますが、やはり惰性でそのまま進んで行きます。
ストップがききませんので、ロープがからまったりしたものならば大変です。
助からない確率が高いです。

ですんで、海上で漁をしている時には、常に気を張っています。
体力使う方より、神経がすり減ります。これ間違ったらば死ぬ
ロープに足や手を取られたらば死ぬ。死ぬ死ぬ死ぬが頭の中を・・
神経がすり減ります。帰ってくると緊張がゆるみ、どっと疲れが・・・・・・

疲れたので、午後まで寝ました。
今日は、鍬小で訓練があるとのことで二時半前に鍬小へ。
児童は教室で待機し、校内放送で集団下校訓練が始まりました。
熊の出没情報で集団下校です。これは訓練です。
校庭に児童が集まり、各町に分かれ集団下校始まりました。

津波の避難訓練は定期的に行っていますが、
熊の出没・目撃情報でも訓練するのかと思いながら息子と帰りました。

で! 夕方に防災行政無線で、臼木山に熊の目撃情報があったとのことで
ここの仮設の隣じゃ~~~~~
歩いてすぐそこです。熊の目撃ですか。友達からも大丈夫かとメールがありました。
おっかないです。ドアからでたらば熊が仮設団地内にいたらばと思うと・・・・
残飯あさってないかと、ドアを出るのにもヒヤヒヤです。
遭遇しなければいいな~~~~

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