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第6回目のウニの口開け通達と発泡くぐし

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漁が無いので浜休みして、オカ仕事。
宮古漁協宮古地区の第6回のウニの口開けの通達がありました。
明日は、ウニ漁です。
カゴ漁の道具を作ることにし、発泡を注文したのが
倉庫に届いてあったので、作ることにした。

牡蠣養殖棚の浮きとして付いているのと同じ発泡。
これを3等分にして節約して道具として使います。
カゴ漁では、ボンデンを取られるのが日常茶飯事で
ボンデンがなければ勿論発泡もなくなって損害がいっつもです。
道具ばかりなくなってと漁は出来ないのでオカ仕事が重要となります。
航海船の往来が激しいこともあって電池をつけても無駄な抵抗です。

      
大きいノゴで切ります。結構力仕事で汗かきで手の握力がなくなり
腕もパンパンとなる作業です。この発泡を3等分、今日は5個を切りました。
切って今度は、網で発泡くぐしです。綱もユツケで完成。
      
船によって発泡の作り方が違います。
人それぞれ考えいろいろ作ります。マニュアルはありません。
これが浮きとなって一つの綱にボンデンが付いてもう一つの綱に
海底のカゴの浮き縄~本土につながってとなります。
年間ボンデン200個以上、発泡も200個以上切られてなくなります。
切られると海底に道具が沈没となって片浮き上げや両方切られると
シマル曳きとなってざぁっつぁますです。
浜休みは、ボンデンと発泡作りで忙しいです。
作ってもすぐ切られてなくなっちゃうんだよなぁ・・・

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