岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

三陸沖で機関室から白煙が!!

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『なんが、くせーな』親父が言った。

う、クセーー!。南の風もあり船尾から白煙が
船首に飛んでくる。後ろを見ると休憩室のドアから
煙が出ていた。ホウスビをかけて休憩室に入ると
充満してて隣の機関室のドアの隙間から白煙が
モクモクと出ていたので、ドアを開けるとエンジンルームから
煙がデマクッテて火災発生!??消火器で!!鎮火!
しようかなと思ったらば、火はでていなくて安心したが
ビックリしまくり。火がつくか爆発するかと思いながら
ビヤビヤしながらエンジンルームに入った。

発電機から白煙が出てて臭い。そして電気が切れた。
やばかったので、エンジンを切った。送風機を回し換気。
船が流れていきながらもエンジンルーム奥を
懐中電灯で調べると、キングストン経由のコシキから
冷却水下の亜鉛管のパイプから液体がプシューって
出ていてそれが発電機にかかっていたのが分かり、
発電機は白煙上げていた。
エンジン停止で同業船に無線で連絡して、
引っぱってってもらうかもしんないと言ってから、
また機関室に行った。

アガが溜まりまくってて、ボロをマギリで細長く切って
液体がプシューってでている亜鉛管の部分に巻いて
吹き出ないようにしてからエンジンをかけて冷却が
でているか確認してからゆっくり帰港した。

回転数をダマシながら走り、閉伊崎近くまで来たので、同業船に
引っぱらなくても大丈夫だからと連絡し湾内に向かった。

6時半過ぎに宮古港に帰ってきて岸壁に接岸しエンジン切って
家に帰ってきた。発電機がぶっ壊れたようなので、
造船所に上げて交換しないといけない感じがする。
発電機って、数百万もするんだよね。車一台買う値段。
発電機は小さいんだけどかなり高い。損害そして、サガリだ。

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