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スマル整備

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今日も船仕事。シマル曳きをする道具の
シマルが錆びてガンベのようになっていたので
サンダーで錆のガンベを取り金属のキラキラしたのを
出して、錆ペンを塗った。

このシマルは、カゴ漁での道具が切られて沈没した時に使います。
シマルに重りをつけて、ロープを300メートル以上つけて
下の方に枝状にバスケットボールくらいの大きさの石を2個
くくり付けて、ブロッタで仕掛けてある航跡を確認して
海にぷて投げます。沖は、真下に沈んでいくことはなく
落とせば真横に流れていきます。潮が速いんです。
沿岸沿いの岸壁や磯では考えられないと思います。

で、斜めに流れて沈んでいくので当然長いロープじゃないと
いけません。水深が160メートルの場合は、2.5倍の長さの
ロープじゃないと足りずそのままシマルとロープが沈んでいきます。
シマルを海底に沈ませ、棚引いたら船でスローで引っ張ります。
海底をこのシマルがガリモガシテ移動し、沈没した道具を引っ掛ける
役割をしますが、中々引っかかること難しいです。
勘が頼り。道具も移動しているので絶対的なポイントっていうのは
まずありません。シマル曳きは、時間がかかりどの船も
やんたがります。

錆ペン塗って乾かします。その後、上に石をくぐします。

このシマルの式は古いものなのでカカリは悪いです。

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