やっとケーソン進水

8時過ぎにケーソン降ろしが失敗して、急遽応援のダンベ船が
来て引っ張っての繰り返しで、ようやく10時過ぎにケーソンが
降りました。

進水すると、四角い石の箱は浮かんでそれをダンベが引っ張って
行きます。この須加の水深は、海抜でかなり深くなっています。
昭和の十勝地震では、津波が来る前にこの須加の海水が
無くなって海底が露出したそうで、海抜の海底地形を見ることが
できたそうです。（港内も海底が露出）

このケーソンの式は『木製スリップ方式』と言って
全国でも2箇所、北海道の小樽と岩手県宮古市の宮古港内の
須賀にある場所だけで、非常に珍しいです。
いつも思うんだけど、なんで石が浮かぶんだろうかとやっぱ不思議。
アンカー綱にケーソンが引っかからなくて安心しました。
次のケーソン作って進水する日取りが分かりましたらば
ブログでお知らせします。