第２回目のウニ漁行われる

岩手県宮古市。本日（２３日）、第２回目のウニ漁が行われました。
本日水曜日は、魚市場が年間休業調整特別日で休みです。
魚市場が休業で、殻付きウニを受け取りできません。
出漁前から、サッパが陸揚げのまま出漁しないのが多いなと思った。
正組合員もいつもとは違って、かなり少なかった。

ウニを剥く作業をしないで、定量１籠をそのまま魚市場に水揚げする
正組合員は、今日のウニ漁出てきませんでした。
殻付きウニは、魚市場で受け取ります。（仲買人が買う）漁協では受け取りません。
漁協では、剥き実と焼きウニ受取です。
（漁協で、生ウニ等級で詰めて、塩ウニ製造で漁協ウニで魚市場に次の日出荷でセリにかけられます）

サラリーマン組合員の方は、会社に行く前にウニを採って帰って来ないとなりません。
採ってきたウニを殻で魚市場に水揚げ。それも早く帰ってこないとなりません。
家で剥く作業をする人がいない組合員の場合も、殻のまま魚市場に水揚げします。
このウニ漁、剥き作業をしないとお金にはなりません。

１籠採って殻のまま水揚げすると、ただ物を投げに行くようなもので
１籠で４０００円～６０００円など。ウニを剥いて実入りを確認することもなく
籠で持っていけば、セリも行われずそのまま持って行かれます。
会社勤めの方や正組合員で剥く作業をできなくて操業時間いっぱいまで稼いで
１籠殻付き渡すと・・・・・・・・・
１籠採れないで半分以下や半分～７割だと、大幅に金額ダウンし。
油代や色々経費を引くと・・・・・・・・

ですんで、剥き実の方が絶対いいんです。殻と剥き実では、月とスッポンです。
殻付き水揚げだと、悲惨です。
数年前までは、漁師が剥き作業して、カップに生ウニ詰めて　塩ウニ製造して
魚市場に出荷のスタイルでした。

今日は、かなり正組合員の出漁は少なかったです。
今日は、かなり正組合員の出漁は少なかったです。

今日は３時半出漁で、操業時間が４時半～７時半まで。
どこの漁場で採るかなと、サッパ走らせながら日出島へ。

日出島でウニを採りました。
こっちは、他の漁場と違って殻の型が大きいのが多かったです。
水も良かったので、見えました。

６時前には、定量１籠決めました。今日は、早かったな。

ボウズカゼ（正式名称　バフンウニ）
こっちでは、ボウズカゼと言います。
坊主頭に似ているからってなことで。

日出島。鳥がうるさかった。
船外機かけてGO!!

遠くからの日出島。

雷ゴロゴロして雨が降ってきました。
今日はなんかね・・・・・・・

監視船がいる浄土ヶ浜へ。
須加に帰港後、サッパ陸揚げして漁家へ。

剥き作業する前の腹ごしらえ。
スンナ飯！　うまーーー

口を割って中をみると

肥えてました。色ぺえも良かったです。
痩せカゼ喰らったらば最悪です。剥いても実が溜まりません。
ウニには、大漁という言葉はありません。
採り放題でもないです。定量１籠制となっています。
１籠採ったところで、そのウニが太っているか痩せているかで決まります。
そう、質が問われるウニ漁です。痩せウニ１籠だと、悲惨です。
実が萎びれているように少しだけってなことに。

ボウズカゼ。

午後１時前まで剥き作業かかりました。
白子でてるのありましたね。７月に入りますし、これから白子が多くなります。
産卵時期になると、生実は８割９割になり生はでなくなります。
本日、第２回目のウニ漁は予定通り行われました。
出漁した、組合員かなり少なかったです。
低気圧もきてるし海時化てくると思うので、今月はもう口開けしないかもと予想します。
７月８月でウニ漁も終了です