岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

仮設住宅の風除室出来上がって

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風が強く吹いているかと思い、遅く出漁。
そしたら沖は、風もなく凪由。
まさか、こんな状況だとは思ってもおらず
もっと早く出てくれば良かったと思った。
凪がかなり良くて、明日アワビの口開けになるんじゃないかと思ってたらば
次第に北東のうねり波がでてきて、波長が高くなりいやらしいうねり波が
沖から日本列島に向かっていきました。

沖もうねり波が高くなり、海状況が悪くなりと
あ、アワビ終わったなと思った。
操業終えて宮古港へ帰港。
沿岸沿いには、白波がぶち当たって時化てました。
やっぱ波長が高い北東のうねり波が、沿岸沿いに影響してたんだなと。

仮設に帰ってきたらば、風除室の工事が終了してました。
風除室出来上がりました!
やっぱ、あると無いとでは雲泥の差です。
これで冬の横殴りの風や雪でも防げます。ありがとうございます。
な~んか思ったんですが、物置になりそうな感じがしてきました・・・
先日、宮古の仮設で風除室で石油ストーブで衣類乾かしてたらば
燃え移って火事になりました。
風除室の使い方にも問題がありますが、仮設住宅での石油ストーブは危険です。
狭いうえに物がごちゃごちゃで置く場所がないです。
そんな中で、置いてストーブつけますので火が燃え移る確率高し。
仮設には、ファンヒーターの方がいいと思っています。

午後4時過ぎになり、仮設から歩って散歩。
たこの浜上の大橋に来ました。


日が暮れるのが早くなりました。
午後4時過ぎの壊滅した鍬ケ崎です。
まだまだこんな状況ですが、来年には少しずつ変わってくるのかな。
防潮堤を建設とかでていますが、もうこんな状況ですし
若い世代も残っていません。お年寄りの方が多いです。
ここには住まれないというか、建物建てて住んではダメとなりそうだと感じています。
もう残った住宅の方だけでとなると思われます。
もう人もほとんどいなくなり、いない所に膨大な予算の防潮堤建設より
高台移転の方にお金を使った方が
予算的にも安くなるんじゃないかという声もでています。
色々な復興計画案がでていますが、どうなるかはまだまだ長くなりそうです。

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