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今シーズン初のウニ漁行われる

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岩手県宮古市。
本日(21日)、今シーズン初のウニ漁は予定通り行われました。
朝の出漁時間前(午前3時半)に、北から濃霧が入り視界ゼロ。
コンパスだけを見ながら白い煙の中の世界を走り重茂半島へ。
操業時間前の午前4時半には霧がはれてきました。
前日まで雨が降ったので水が悪くて、あぶら水がたつかと思いましたが
その割でもなく、案外水が良かったです。


ウニを採り横のカメに入れて大きいカゼを籠に詰めながら採りました。


操業時間は午前4時半から7時半まで。
一時間前には、定量一カゴ決めました。
ウニ漁では大漁という言葉はなく、定量一カゴと決まっておりますので
一カゴ採った・決めた とか ノルマは採った と言います。
大漁や豊漁という言葉は使われません。
かなり昔は採り放題でしたが、一カゴ定量に決められて今に至ります。


約3年ぶりにウニ漁をすることができました。
なんか、こう 感激しました。うれしかったです。
これまで長かったなー
第一歩の復興です!!
操業終えて、海を渡って宮古に帰ります。
向かうは、監視船がある浄土ヶ浜へ。検査証をもらい帰港。


宮古港内の日立浜の須賀に帰ってきました。
久し振りに浜は、活気づいていました。


活気づくのっていいですよね。
サッパを陸揚げしてトラックに積み込み作業場へ。

ウニの口をぶって口周辺を広げ~の


剥き作業前の腹ごしらえ。
2010年の夏以来の、スンナご飯です。
スンナうみゃーーー
震災前を思い出しました。


スンナも食って剥き作業です。
ウニ身です。


殻から身をスプーンで取り海水ザルへ。
ピンセットで腑を取っての手間ひまかかり地道な作業です。
剥き作業は、結構大変なのです。
今シーズンから震災前の一家族2隻出すことができるようになりました。
2隻で採り、剥き身作業はお昼ちょっと過ぎまでかかりました。
採るのもいいのですが、帰ってきてからの剥き身作業に時間がかかります。

色々な作業で午後2時前には終わりました。
数年ぶり、採るのも剥くのも感覚を取り戻すのが不安でしたが大丈夫でした。
今シーズン初のウニ漁は予定通り行われました。
ウニのシーズンは8月10日までです。
震災後、第一歩の復興でした!
ここまでようやっとたどり着くことができました。
皆様方、ありがとうございます。
ブログを通じて、心よりお礼申し上げます。

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