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閉伊川水門工事航路切替の説明会に

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先日(24日)に、道の駅みやこ なあど で閉伊川水門の航路切替説明会に行ってきました。
閉伊川を航行利用する船を対象に行われました。
昨年10月の閉伊川河口水門工事写真
光岸地側の1号・2号ゲートは、概ね完成しています。
次は、藤原側の3号・4号ゲート工事です。
現在の航路は藤原側を航行してましたが、
3月の半ばからは、真ん中の2号ゲート航路切替に。
そして、4月上旬からまた藤原側になり
4月半ばから2号ゲート航行に。

あきからは2号ゲート横の3号ゲートを航行し
冬にはまた2号ゲート航行に。
航路変更する数日前には、船に航路変更知らせを貼って貰うことにしてもらいました。

海から上流をみて
こっちは、上流から海方面を見ての

完成してからは、2号ゲートだけの航路となります。
幅は34.85mで、水門上げた状態での高さは水面から11.6m。
高潮や満潮時を考慮してある程度の余裕高にしたそうです。
津波注意報・警報が出れば水門を閉めるそうです。
警報の時は解除までは、水門は開けないそうです。
津波警報がでて大雨や増水氾濫、
台風時の時と重なっても開けず閉めたままにするとのことです。
解除されてから水門開けること前提。
注意報の時は、大雨・増水氾濫などの場合開けるそうです。
水門締めれば上流からの流れも堰き止めて岸壁を超えて
船が岸壁にのし上がって横倒しなどになっても
町を守るためには閉めたままにするとのことで
補償は考えてないとのこと。
増水・氾濫時と重なった場合に、せきとめられますから、
岸壁より高くなって、横の防潮堤約5m高さを超えて横の国道や民家まで川が溢れ
被害がでることも想定しているのか聞いたらば、それはまだ分からないとのこと。
それもありますが、水門から上流の防潮堤水し門も閉める訳で堰も閉まり
今度は町中からの排水が川にできず、周辺から浸水冠水して
数年前のあの台風8号での被害が脳裏に・・・・
津波警報解除まで長い時間かかることを想定すると、この大雨時などやっぱり危ないです。
アイオン台風での藤原地区の被害・・・
この水門は2011年の大震災大津波の高さを考慮しての高さだそうですが、
近年、逼迫しているとされる千島海溝・日本海溝の地震大津波の高さでは
守り切れないそうです。町中を減災になるようにだそうです。
宮古は場所によって、最大29m高さの津波ですから
どこの地形でそうなるのかにもよりますが、
水門が無ければ、町中や郊外まで甚大な被害となるのは確実です。
今後30年以内に起こるとされる可能性は、南海トラフ・首都直下型地震の確率と同じくらい。
また津波ですよ・・・・・
船や倉庫敷地は被害受けることでしょう・・・
防潮堤超えますが、あったことで無いよりは被害は格段に抑えられ減災に繋がりますが
地形や場所によっては、かえって被害増となるとこもあるかもしれません。

鍬ヶ崎は、タコの浜からも津波が雪崩れ込んできましたから

防潮堤があることで、鍬ヶ崎は風呂状態になることも想定されます。
3月の半ばからは、真ん中の航路になります。

堆積したのを浚渫して深くしてました。
来月から冬まで航行コースも変わりに変わり
藤原側の工事も重なり河口周辺は混み合いそうです。
閉伊川水門は2026年完成予定です。

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