網切りと発泡くぐし

気象が悪く北風が吹き荒れ本日は休漁。
倉庫でオカ仕事。カゴ漁で使う漁具作り。
浜休みの時にオカ仕事をしないと海で稼ぐことはできないので
休みがあって休みがない。
漁具が切られて無くなるので、それを作るの繰り返し。
トロールから網をもらったのがあり、それをハサミで切って
発泡くぐしサイズに編む。

カゴ漁や刺し網では海に仕掛けたのから海面までケダや石があって
海面には目印のボンデンと発泡が浮かんであって、その浮きの
発泡を作らないといけないので、発泡の塊を買って大のこぎりで
三等分にして網をかぶせてロープでくぐし、浮きの出来上がり。
漁具を作るのにもお金がかなりかかり原油高騰で発泡の値段も上がり
しょっちゅう切られてなくなるので、一年の金額となると結構な
値段になります。カキ養殖棚の浮きに使われる発泡を切って使います。

カゴ漁は、経費が凄くかかるので新規でやる人はまずいません。
昔からやっている船くらいです。道具が切られてなくなるのが
半端じゃないのです。海で漁をするにあたり、ボンデン・発泡の漁具が
切られて無くなるのは、漁をしている船全部が同じです。
明日は、気象が良い様なので毛がに漁に出漁。