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今シーズン初のウニ漁

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本日(12日)、今シーズン初のウニ漁が行われました。
今年の海の中は、昨年とは違って海藻がなくて岩が見えまくりで
ウニが多くいました。まだ1回も行われていないのと採られていない
のもあってウニがいたと言ったほうがいいです。
操業時間4時から7時まででしたが、5時過ぎにはもう定量一籠を
決めて早めの帰港となりました。組合員の全体的の漁獲は、普段採れない
人も採ってきていたので、漁があった方だと思います。
定量一籠と制限されているので、大漁という表現とはちょっと違って
一籠決めれた漁だったと言ったほうがいいかな。
上記の写真のウニは、海藻の中に潜んでいたウニです。
肥えていて実の色も良く甘みがあります。
ウニでも痩せているのや栄養がない色が黒っぽかったり色々あって
同じというのはありません。質の良いウニを多く採れたかで決まるウニ漁です。
      
海水の入ったタライにザルを沈ませてその上に殻から剥いたウニの実を
載せて海水の中や水面でピンセットを使って、腑を取ります。
手間がかかります。

      
ウニ漁の醍醐味は、帰ってきてから剥き作業をする前に腹ごしらえする
このスンナご飯です。ご飯の上にウニをのせて食べるのがうめーー!!
これが楽しみです。ウニ漁が行われれば、いつもこんな感じです。
作業が終わると、コナレタ実や商品にならない実がでるので
それもスンナです。ウニ三昧です。

      
外海の重茂半島の とある漁場です。

      

海底からタモで採ったウニ。

      
選びながら採り、籠には入れず横に入れて最後に詰めの作業をします。

      
ある程度採れれば、籠に詰め方の作業をします。
詰め方にもいろいろあって、テキトーにやると隙間がいっぱいで
一籠でも入れ方の質も問われます。いかに詰めるかによっても
漁獲数(ウニの数)の違いがでます。

      
盛り上げたあと上から蓋をして、キリンコを使って
四箇所を平均的に締めて蓋カギをかけます。
キリンコを使わないと、蓋をかけてカギをかけることは不可能です。
キリンコを使わない場合は、盛り上げてということはできないので
漁獲は減り籠の入れ物の上水平のとこまでウニを入れて普通に蓋を載せて
手で軽く蓋をしてカギをかけます。

      
      

外海の重茂半島から漁を終えて帰港です。漁場が一番遠いので帰るまで
時間がかかります。ここは帰港中の閉伊崎の突端の ハシガネ口です。
ここをまっすぐ行くと湾内に入ります。

湾内に入り、海を挟んだ宮古陸に帰港。
中央に向かっている陸は、浄土ヶ浜です。
帰るまで結構時間がかかるのよ。油てえす。
 

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