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今シーズン初のウニ漁行われる

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本日(7日)岩手県宮古市、今シーズン初のウニ漁は予定通り
行われました。シーズン初のウニ漁ですが、水が悪く見えませんでした。
どっこもそうだったらしくて、透明度もなくなにがなんだかでしたが
目で見る・見つけるのではなく、勘で採りました。
見ようとすると見えません。そのくらい、水が悪かったです。

自分流、海底から海面までガリモガシトロール弓式テコ引き上げ。
タモに入れ採りました。見えない場合はこの流で採ります。
誰でもできる訳ではないですが、自分流です。

黒いウニは、キタムラサキウニですが、このウニは
ボウズカゼと言います。坊主頭のようなウニなので
ボウズカゼ。正式名称は、バフンウニ。

4時半から操業開始、終了時間は7時半でしたが
6時過ぎには採り上げたので、カゴに詰め方作業。
詰め方によって、剥き身の多さも決まりますので、ちゃんと詰めます。

一隻、1カゴ定量制なので蓋を無理くりしてカゴツメをかけて
ウニ漁終了。帰港の際に、浄土ヶ浜の監視船に寄ってカゴを見せて
監査証をもらいます。

須加に帰港。

サッパを陸揚げし漁家へ。

殻剥きする前に、まずは腹ごしらえ。ウニの殻を割って、スンナを
ご飯の上に乗せて、初物を食った。うんまかった。
ウニ漁終えてから、このスンナを食べるのがまた楽しみです。

採ったウニ、殻を割って身を剥き作業。肥えていて色もいい感じ。

このように丸いウニを手で割ります。手が痛いです。

色もよく肥えておりプリプリしていて、最高のウニです。味も最高!

ピンセットで、実が崩れない壊れないように優しく実に付いている
腑を取ります。

剥いた実をタライに。冷やした海水に実を入れます。

汁とかでてきて濁るので、海水で何回も洗います。
(洗うとは、濁った海水を捨てて、綺麗な海水を入れて
又捨てての繰り返しです。)
13時過ぎまで作業がかかり終了。肥えていたのが多くて
漁がよかった。白子もそれなりにあったけど、昨年よりは無かった。
今日は水が悪くて、コンディションとしては悪いウニ漁でした。
1カゴ採ってこれなくて、少しだけの漁獲の漁師やそれぞれ漁獲
そして実入りが違ってと漁家でいろいろ情報交換。

ともかく、シーズン初のウニ漁が行われてホットしております。
これから8月中旬(例年お盆前でシーズン終了)まで、ウニ漁が
行われます。凪がいい日が続いて、ウニ漁が順調に行われることを
祈ります。明日は、三陸沖にタコ漁に出ます。
こぶらけえり にならなければいいなぁ。

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