岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

ウニの見回しと海底写真

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昨日は夜が明けてから、須加からサッパを出してウニの見回しを
しました。箱メガネという漁具を使い、海底を調査します。

左手に持ちながらサッパを操縦するこの機械は、スラスターと言います。
スラスターでサッパを操りながら、見回しそしてウニ漁をします。
カイで漕いではしません。潮の流れが速い、波があるなどなど
カイではとてもじゃないですが、漁ができません。


これが箱メガネです。漁具屋資材屋で売っているのを改造して
使ってます。

箱メガネの下は、ガラスになっています。
泳ぐ時に頭にはめるメガネと同じです。


ウニのことを、カゼ といいます。
今年は、水温が低くて海藻が物凄く多くて白い海底を見つけるのが
難しいくらいに、ワカメやメノゴが海底を多い被っています。
写真のは、かなりいい方です。
今頃だと、もう海藻が抜けて海底が見えまくって白岩ばかりなのですが
今年はほとんどありませんでした。
昨年は水温高い、そして今年は水温が低すぎです。
水温低いと海藻がオガルんですよ。

スッケーコやゾーガが、おがってました。
海面ギリギリの波がぶち当たるとこに、主に おがっています。


凪も良く、見回しをしている漁師が多かった。
いろいろな漁場の海底の情報交換。
おそらく、月曜日か火曜日にシーズン初のウニ漁が行われると
予想されます。


海藻が オガッテいて見る場所も昨年より少なくて
早々帰港。とにかく、海藻が海底を隠していました。
今年は水温が低いし、身の入りがあまり期待できないかもと
思いながら、シーズン初のウニ漁、スンナ食べるのが待ち遠しい。

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