岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

今シーズン初のアワビの口開け通達

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久しぶりに三陸沖に出漁した。ボンデン・発泡が切られている
道具を探しそれから上げた。やけに潮が速い。
シーズンで一番のようだ。常にゴーヘーしていないと、流され
そしてケダが張ってと危険だ。
油圧ホースが、ググッと動いて相当負荷がかかっているようで
ハサミからケダがぶっ飛んで体に絡まらないように注意しながら
操業した。潮が速くて、魚も分がんない。上げてもスムスにかれて
骨皮だ。餌をつけて入れる作業漁をし、漁なし。

それにしても、作業灯を海面に照らしてカゴを上げるんだけど
ピンピンサンマがいっぱいタガッテくる。
海面スレスレやピョンピョン跳ね、海鳥が空中からダイブして
サンマを食っていた。暗いのに海鳥がいっぱい。

そのサンマも今は宮城の金華山まで下がったようで
潮が速いから、南下も速い。
宮古には小さいサンマが大多数水揚げとなり大きいのは
かなり少ない。そろそろシーズンが終了に近づいている。
船は南で操業していて、大型船は南地域の船が多いので
水揚げも岩手県から南の県にかなり水揚げされている。
宮古が200トンだと、千葉の銚子には1200トンも水揚げされている。
宮城・福島・茨城・千葉県の大型船が多いので、やっぱ近くの
港に水揚げ。北上してまで、宮古までというのは、なくなってきている。
あと10日くらいで宮古もサンマが終わり、鮭に切り替えるような
格好だが、その鮭が今年はまったく駄目。
先日はようやく8000匹、漁協の定置に入ったが例年に比べれば
漁獲が少ない。鮭が獲れない・足りないので浜値が
メスでキロ900円超えたりしていてと、今年は鮭が高いと推測される。

時期が来ればどうなるかまだ分からないが、今のところは
例年と比べると、かなり獲れず不漁だ。

沖で操業していると、明日アワビが開いたとのこと無線で連絡が入った。
明日は、今シーズン初のアワビの口開け。今日はその通達。
漁を止めて帰港した。
帰港後、水揚げをして漁家に帰りアワビの準備。

須加に行って、サッパに燃料積んでいろいろ明日の準備をし
今夜は早く寝よう。明日は、今シーズン初のアワビ漁。
凪が良ければいいな。時化てたんだけど・・・・・
止まったらば、三陸沖に出漁。

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