岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

昨年の今日は三陸沖地震で沖に避難

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久しぶりに海に出て漁ができました。
今まで海が時化て6日連続、休漁でした。
漁から帰ってきて仮設へ。
トラックから荷を下ろしたり作業してましたらば声をかけられ
何処の誰なのかなと思ったらばNHKさんでした。
仮設で取材になり色々。
今夜のNHKテレビで映像が流れるみたいです。
急遽 取材だったので頭の中が回りませんでした。
すんません。そして、お疲れ様でした。

とろんこまんきんたんだぁがす。

3月11日の2日前、そう今日です。
お昼前に大きな地震があり、船を出して沖に逃げました。
避難訓練じゃなくて、本当の避難。
海人は地震が来れば船を沖に出して逃げます。
昔の人から地震が起きれば津波が来るから船を沖に出して逃げろ。
沖は安全だと言われていました。
頭の中に叩き込まれていました。

昨年の今日のブログ記事を読んでみたらば
この2日後にあの大地震・津波がきたんだなと。
前兆だったんでしょうか。

三陸沖地震

三陸沖地震の津波の影響

船を出して海上にいた時に、
イサダ漁を終えて水揚げに向かうイサダ船とすれ違いました。
時間内に水揚げしないと罰金だったと記憶にあります。
イサダ船は、宮古港に全速で帰港してって、
でも津波影響でこっちは逃げているという・・・・・

3月11日の午後2時46分前までは、普通の生活で家もあり町並みもありと・・・・・・
あの日からすべてが変わりました。狂いました。
避難所生活から仮設住宅生活。
岩手県全体で仮設住宅に入居している被災者は、3万1000人です。
自分もその中の一人でございます。
2年以内に、仮設から出る予定の被災者は全体の4割(被災者アンケートで)
でも、3万1000人が仮設から移るとなると、
アパートや借家とかって空きがほとんどない・足りないんじゃ・・・・
なんか、無理じゃね?と思ったりもします。

宮古市では災害公営住宅 平成27年度から着工するそうですが
仮設は2年なので、今後どうすればいいのかと・・・
被災者の一番の不安は、住宅確保です。生活再建以前より、住宅確保。
仮設から出たらばどこへ行くか・行けばいいかです。
この先、どうすっぺです

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