岩手県宮古市、 本日は今シーズン初の天然ワカメの口開けでした。
自分は、造船所に船を陸揚げして上架しドッグ作業なので
ワカメ漁にはいきませんでした。
造船所で作業をしながら日立浜町の須賀方面を見ると、続々ワカメ漁から漁師が帰ってきました。
天然ワカメ刈ってきたようです。
定量120kgまでです。
天然ワカメの水揚げ場所は、前須賀の宮古漁協鍬ケ崎支店前の所です。
造船所のすぐそこ。
かがさまも手伝い~~
フィッシングセンター(鍬ケ崎支店前)で水揚げ~~
天然ワカメです。
ワカメ選別されます。
今日はいい天気でしたが、ヤマセでした。
この写真目の前には、防潮堤が立ちます。
鍬ケ崎は、見上げる石の壁になり海が見えなくなります。
高い堀の中の鍬ケ崎に。
赤灯台防波堤を工事しています。
三年で完成予定のようですが、岩手県では生コンクリートが不足しているようです。
新聞でも読んだ方いると思いますが、慢性的に生コンクリート不足です。
防潮堤や水門などなど、工事は大幅に遅れると予想します。
復興までは、かなりな年数がかかると思います。
それまで、高齢者の体と心が持つかです。
防潮堤ができれば、住宅を元の場所に建てることができるそうですが。
この調子ですと、5年で完成(防潮堤)は難しいと思います。
10年そしてその後に、住宅再建となりますと
もう体も心も持たないと思います。被災地の現実はかなり厳しいものです。
宮古湾にヤマセ入ってきて涼しくなってきました。
造船所前は、壊滅した鍬ケ崎の港町~山根町~タコの浜町がみえます。
鍬ケ崎で陸作業していると、壊滅した町がそのままな環境で仕事をしていますので
その光景に慣れてくるという、変な感じがします。
この鍬ケ崎だけが時が止まっています。
鍬小って、海に近いんだなぁと思いながら、チラホラ倉庫やプレハブや作業所ができて
来ているなぁと思いながら、一服にコーヒー飲んで見ながら
あ、タコの浜方面からヤマセが入ってきたな。さみーなぁと。
そして、自分家があったとこ見て、更地になってるのを見てorz
壊滅した鍬ケ崎にいると一番に目や耳が行くのはバイクの排気音です。
浄土ヶ浜に行く、帰るライダーの排気音が鍬ケ崎中に響きます。
ハーレーが多いです。マストに上ってペンキ塗りしながら
バイクを見てます。100円自販機もありまして、一服には自販機で。
造船所から船を下し、明日は漁に出ます。
明日も、ワカメの口開けですが、ワカメにはいきません。
沖漁がメインなもので、しばらく沖に行ってないので、道具が切られてないか心配です。
スマルひきがなければいいけど・・・・
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