毛ガニ高値が続き

春の嵐時化で2日・3日は休漁。

本日出漁しました。

夜が明ける前から南風吹き荒れ雪が吹きつけてきました。

海上は荒れ模様になりました。

７時には他の船は帰港、本船だけ残りました。

餌を交換して数日置いておくと、前よりは増えてきました。

次の日にすぐ上げると餌も残って毛ガニも入ってはいないので

数日仕掛け入れておいたままの方が、

効率がいいのかなと思いました。

この漁では、毎日出て操業というスタイルは今年も駄目です。

サイズが大きいのが入ってくるようになりました。

遅い時期になると大きなサイズが入ってきます。

8時には海水面が白くなって体が持っていかれるくらい南風吹き荒れ

海が掘れて操業困難となり、道具をぶっぱなし仕掛けいれて逃げ帰ってきました。

宮古湾内に来ると、浄土ヶ浜から竜神埼防波堤の間の海域にクジラがいました。

普通、湾内にクジラなんてありえないんですが・・・

さて、本日午後の魚市場の毛ガニ総水揚げ量

(岩手県全域の船の漁獲)は、620kgでした。

北は久慈、南は大船渡・越喜来からも水揚げをしにきます。

1kg単価は9000円と高値でビックリです。

今年は不漁で獲れないのが続いております。

さて、明日は今日からの南風吹き荒れが続き時化るので休漁です。

土曜か日曜日、浜になれば漁に出る予定です。