朝の３時半に出漁、漁場は海を挟んだ重茂半島へ。
４時半から操業開始だったけど、それまで雨降りで
上のカッパを着て待機。操業前に晴れたので、カッパ脱いで
ウニを採りました。８月に入り、日の昇り時間が遅くなって
４時半でも暗いです。６月７月は明るかったのに。
暗いので海の中も暗くて見えません。
これが、サマータイムとなったらば大変です。
明るくなってきて海底も見えてきてと今日は水が良くて
６時前には定量制限一カゴ採り詰め方の作業。
入りきらないのは放流し帰港。
ウニでもこんな色しているのがいます。
トゲや殻全体が黒いウニと違って柔らかく実が変色。
病気たぐれ って言います。
外海の重茂半島を北上し突端の閉伊崎をかわり
海を挟んだ宮古陸に向けて突っ走った。
閉伊崎のとこの鳥島にギャーーーギャーって泣く
変な分からない鳥がいた。鳥マニアじゃないので分からなかった。
帰港後、ウニを剥く作業。今日は普段採ってこれない組合員が
定量一カゴ採ってきていたので、全体的に漁がありました。
８月になると、ウニは産卵するので白子の実の割合がかなり多いです。
実から白い糸状や液体が溢れてきます。
白子は生では食べられません。
剥いた実を塩水に入れると牛乳みたいになります。
氷をビニール袋に入れて縛って塩水を７度以下にし冷水で何回も洗って
流しても白子が実から溢れんばかりにでてきます。
洗っての繰り返しをすると実が次第に小さくなります。
小さくなっていってと・・・・
白子を食べると激しい腹痛と下痢をして病院にいくことがありますので
食べてはいけません。悪くなった食べ物を食べて腹を壊すとは
次元が違います。最悪入院することもあるかもしれません。
このようにウニには、白子と生の実の２種類あります。
剥く時には白子と生を別に分けます。
殻付きウニを買って、白子というのがまったく知らないで
生の感覚で食べてしまうと、非常に危険です。病院直行の可能性もあります。
殻付きウニそのまま販売はある意味危険です。殻付きには注意しましょう。
剥いてみて白子かどうか確認してから白子は生では食べないようにしましょう。
白子の実を知っていた方が何かといいです。
剥き作業をしていると、明日最終回のウニの口開けの通達がきました。
例年、お盆前に最終回となります。
明日でシーズン最後、頑張ろう。
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