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第3回目アワビ漁行われる

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本日、宮古の第三回目アワビの口開けは予定通り行われました。
それにしても波でした。出漁して浄土ヶ浜のタテガサキ通過すると
北の大波でサッパがドッテンバッタンで、シオカケには白波がぶち当たって
時化ていてとてもアワビ漁という海状況ではありませんでした。
北波が入ったので、採る場所を考えながら走り波の影響があまりない
漁場のカンコで採りました。でも、岩に波がザーーってなってと
中々近づけないこともありと、今日の海状況は悪い方でした。

前回の口開けから4日期間空けて、本日の口開け。アワビが上がっておらず
中々採ることが難しかったです。モノがないんです。モノがあっても
サシに合わない9センチ未満が多く、サシに合うのを探すのがちょっと・・・
やはり期間を最低でも1週間以上置かないと、アワビが浅いとこに上がって
こないので、今日の全体的組合員の漁獲は前回から著しく低下です。

漁を終えて、浄土ヶ浜の定置網船に寄ってクジを引くと、赤いテープが
巻いてなかったので検査証を貰って帰港。

竜神様のとこに来ると、『はづがごぉ』をしていた。
今日は旧暦で10月20日。毎年旧暦の日に竜神様の
はづがごぉ をします。鮭供養塔のとこで・・・・
はづがごぉの言葉と意味を知っている宮古人は少ない。

このサッパのカメのアワビは親父のです。盛り上げてました。
親父は先生(アワビプロ)なので、アワビがいないとか見つかんない
とか言ってても採ってきます。
息子は『いっつぇ、けえねぇ』って言われます。
先生級クラスの組合員はあまりいません。比べられるのも困ります。

今日の全体の組合員の水揚げは少量でした。1回目2回目でもうアワビを
採ってしまってモノが無くなったこともあります。水揚げも待つことも
無くすぐでした。ヨゴダで一つ水揚げ。組合員の中では大漁でした。

痩せアワビのスンナです。水揚げして痩せているとハジカレテ受け取らず
戻されます。今年のアワビは痩せが多いです。今日は38個戻されました。
38個スンナです。今月3回行われ終了しました。12月は2回行われます。
11月の1回目2回目で大半を採り上げるので、12月になるとアワビの水揚げは
著しく低下します。アワビ漁でも須賀の活気がまったくなくなって
漁に行く組合員も少なくなります。数キロ程度の漁となり、遊びスンナ採り
のような感じになります。

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