岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

鮭延縄漁で鮭が大漁

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鮭延縄船が宮古魚市場前の岸壁で水揚げ。
数日前から、鮭延縄で鮭が大漁だ。満月もあるけど、例年に比べると遅い。
小本の船。漁場は真崎からずっと北の方じゃないと鮭は獲れないらしい。
田野畑方面が大漁海区だとのことで、黒崎からさらに北がいいらしい。
宮古沖はさっぱり反応も無く鮭の漁場ではない。
カゴ漁で沖に向かいながら魚探で反応を調べてもさっぱり。
鮭の漁場は北地域となっている。
宮古の崎山の船は6時には出ている。操業は翌朝の4時から。
それまで海の上で場所取りと待機。場所取りが一番重要で北に走ると
もう北地方の船が縦に並んでいてストップとなるので、早い時間帯に出て
北上しないといけない。山田の船数隻は閉伊川に係留していて6時には
出漁してどこまで北上できるか勝負らしい。鮭延縄は寝ないでとなるので
地獄漁だ。ホントに体を壊す。2時間睡眠とかそんな感じだ。
博打漁もあり、獲れなかった時ほど辛いものは無い。
岩手県の鮭漁は2つあり、一つは漁協の定置網。
新聞やテレビでの鮭の情報は、主に定置網での漁獲のことだけです。

もう一つが岩手県知事から許可される鮭延縄漁。鮭延縄漁は漁師が
獲ることができます。漁師でも誰でも鮭を獲っていいということはありません。
この許可を受けるのにも、いくつかの条件を満たしていないといけません。
いろいろと難しいこともありますが、自船は今年も鮭延縄の許可は取りました。
今のとこはカゴ漁をしていますが、商売を替える時に許可がないと魚は獲れません。

宮古市魚市場内では、マタラがいっぱい水揚げされていた。
マタラ延縄船が大漁で、魚市場には発泡に入って並んだマタラが数多く
水揚げされている。写真のはセリも終わり魚市場内片付け中。
競ったマタラを運んでいるとこ。

トラフグも釣れて水揚げされてました。
鮭延縄漁をしていると、トラフグが釣れることもあります。
自船でも鮭延縄漁でトラフグ釣ったことが何回もあり宮古にも生息しています。
昔は家の船でフグ漁をしていました。マフグ漁やサメ漁、ブリ漁など
昔は水がかなり良かったと親父から聞きます。50年前の話です。

明日はカゴ漁に出て、タコを獲りながら漁具の回収です。

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