海上大荒れで帰港

漁に出るために外に出ると雪が多少積もっていた。
岸壁に行くと湖の港内が少し波毛だった。
船を放してアンカーを巻き上げ出漁。宮古港内を出て湾内へ
湾内を北上すると北波うねりが凄くて船がドッテンバッタンとなって
湾内としては荒れていた。北風も吹いていて、外海に出て沖に向かうと
またまた風が強くなり、海上は物凄い大荒れとなっていて船を走らせ
ようものならば、左右に揺れ船が倒れそうまでとはいかないが
かなりおっかなかった。右舷・左舷に積んでいる道具がイダゴを移動して
反対側に転がったり移動して船上が、ふっちらがさった。

しばらく海上で船を支えて様子を見たが1時間経っても変化が無かったので
操業困難と判断し沖からユーターンして戻ってきた。今日は休漁。
油てえすだった。帰港の際にも暴風で凄くてとやっと宮古港に帰ってきた。
宮古魚市場に漁協の定置網が係留して水揚げをしていたので
船を係留し魚市場に来た。沿岸沿い湾内に仕掛けてある定置網なのだが
湾内も時化て網を起こすことがいつも通りできなかったそうで、
日出島の定置は海が荒れて揚げれなかった（起こせなかった）らしい。
ほんの少しの水揚げだった。魚市場内に来ていろいろ話をした。
沖は相当だったことなど沿岸沿いの情報を交換。沖以外の話を聞くと
タメニなることや面白いことも聞けてと楽しい。