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被災地の鍬ケ崎、今後の復興策定計画は

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仕事も終わって仮設へ。
その帰り道の鍬ケ崎を通りますが、やっぱここは世界が違います。
宮古町方面は、いつもと変わらずの町並みと生活が感じられ
被災地の方に来ると、時が止まっています。
まるで別世界に来たような感じがいつもします。
ここまで鍬ケ崎の町が壊滅してなくなるとは・・・・・
三月までに復興策定計画を出すそうですが、鍬ケ崎はどのような計画になるのかです。
防潮堤作ったところで、宮古湾からの津波を防ぐ役割なんでしょうけど
タコの浜からの山から鍬ケ崎になだれ込んできたことを考えると
後ろから津波が来るわけですから、タコの浜を超えない防潮堤も想定されます。
慶長三陸大津波(1611年)には、タコの浜を超えた記録があります。
今回も、タコの浜を超えて裏山から津波が来て、宮古湾と裏のタコ浜からの挟み撃ちでした。
宮古港側に高い防潮堤建てたら、後ろからの津波でまた鍬ケ崎被害にあうと思います。

今後起こりうる、三陸北部地震が来た場合、宮古湾は北方向をむいておりますので
3月11日の1.5倍か2倍くらいの津波になるかもしれないと思われます。
3月11日は、南東から津波がきて重茂半島でブロックされたのもありましたし。
北で地震・津波が来れば宮古湾・地形ではモロです。
タコの浜も北方面なので、タコの浜を超えてくることも想定されます。
鍬ケ崎の町に防潮堤、タコの浜からの津波にも気をつけないと
町作りをしても、後ろからなだれ込んできたらば大変です。
そう考えると、やっぱり高台移転が濃厚なのかなとも思ったりもします。
水産加工団地や水産業や漁業をする方は、海側に倉庫やそのようなので
流されてもいいような考え方でいないとならないと思います。
住むのは高台で、倉庫や水産関係の建物は海側が現実的なのかなと思います。
それにしても風が強いです。

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