三陸沖、北風速23m。波5m。
大時化の為、休漁。トロール船も休漁。
海は凄いことになっています。
宮古のウニ漁、初回も行われておらず、
波が収まるまでしばらくは無理だと思います。
さて、巻き上げるヨウモウ機のラインホーラー、
昨日の漁でケダが跳ねるようになり
ハサミからぶっ飛んでは漁になりませんでした。
セイバンに段が付いていたので、
削らないとダメなので浜休みの今日作業をしました。
セイバン(鋳物)片方1枚の重量50kg。
一人で外したり持ち上げたりするのは無理なので2人作業で。
ハサミのセイバン油圧入れて回しながらサンダーで研磨作業。
傾斜に沿って滑らかに平らに研磨していきます。
サンダーの角度や力加減の調整が非常に難しい作業です。
失敗すると鋳物がいびつに歪んで使い物にならなくなります・・・
漁で使っているとケダ(ロープ)でハサミの挟んでいる箇所が擦れて
入り組んで段がつきますので、年に数回は研磨します。
最後にサバキを付けて、押し車も調整して錆ペンを塗って完成です。
そして、タコの最盛期に備えます。
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