岩手県の毛がに漁が3月31日をもって終了します。
毛がにの解禁は12月から3月まで、4月からは禁漁となります。
毛がにの捕獲には主にカゴと刺し網で獲ります。
数日前から、きよ水の影響で海底はごだめいだ水で
カゴ網にとろろ昆布のようなゆふゆふした泥のような草のような
海苔養殖している状態にカゴ網が汚れていて、毛がにがほとんど獲れなく
なり、魚は皆無に近いくらいまったく獲れません。
毛がにも脱皮しているのが結構ありと、いわゆる痩せガニっていう
身がなくてスカスカします。
宮古市魚市場に毛がにを水揚げです。
このコンパネの上で選別されます。
コンパネ上には一ヨゴダ入ったのをひっくり返して乗せて
少なくなってからまたヨゴダからひっくり返してまげます。
3月1日からイサダ漁に商売を切り替えた船があるので、宮古の毛がに船は
管理人の船と３隻くらいしかいません。
今日は、管理人の船と2隻が宮古の毛がにを獲りました。
船が大きいので、海が荒れても管理人の船は稼ぐので
三陸沖で1隻だけ操業で、宮古市魚市場には管理人の毛がにだけが
水揚げされることもすくなからずあります。
市場にでている毛がには管理人の毛がにだったりもします。
釜石に水揚げすると釜石産となり、釜石から管理人の船の
毛がにが出回って地方や首都圏・通販で買って食べている人も
いるかもしれません。
今シーズンの毛がに漁は、後2日で終了です。
毛がに専門漁師として12月から頑張ってきましたが
最後まで気を引き締めて操業したいと思っています。
カレイ類を水揚げ選別の途中です。
カレイ類はカゴにはほとんど獲れず、刺し網で主に獲ります。
刺し網が専門でしょうか。アンコウも獲ります。
これから4月になると海では魚がまったく獲れなくなります。
いくら頑張っても獲れません。きよ水で、なにもかにもダメになります。
5月の中旬以降から徐々に魚が獲れ始まります。
4月は魚市場には、魚が殆というかありません。閑古鳥となります。
4月からは休みが多くなり、船を造船所に上げて浄化、ドックして
体を癒しに温泉でも行こうかと思っています。
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