岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

サンマ漁船が北海道に向かって

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久しぶりに三陸沖に出漁しました。
先週は1日しか海で稼いでおらず6日間収入なし。
漁期なのにとほほ・・・です。
ボンデンが切られてなくなっているかを確認しながら
沖を移動していると、南オカからサンマ漁船が北上してきて
北海道に向かっていきました。
小型サンマ船の解禁が8月1日から行われるので、ソノ前に北海道に
着いておく必要があるってのもあり、今年もサンマが始まるんだなぁと
思いながら見ていた。山田の船なのかな?たぶん。

      

原油高騰で今年のサンマ船は近場の港にしかサンマを水揚げしないと
決めたらしくて、水揚げトン数も少なくしたそうです。
ということは、本州の岩手県宮古港には北海道から船で来て
水揚げするってのがない感じになる。
魚群が三陸沖に南下してきて、サンマ船が三陸沖で操業して
岩手県沿岸の港に水揚げっての10月くらいなのかな。

そうなると昨年までのようにロシア領域や北海道から10時間以上もかけて
宮古に来るってのは重油が高すぎるのと漁獲量を減少水揚げ制限に
なったので遠い宮古まではサガリになるので来ないらしい。
今まで通りサンマで活気づくってのはなくなるんじゃないかと
いろいろ話がでている。となると、ロシア領域や北海道海域で漁をし
北海道の港に水揚げしたのを買ってトラックで本州そして宮古港に
陸送して水揚げになる可能性が高いらしい。
大きな水産会社が買ってとなって、小さいとこは買えないってのが
でてきそうだ。
原油高騰はいろいろと影響がでる。特に漁業に関しては。
今年からサンマの水揚げは変わる。宮古市が外来船誘致をPRしたって
原油高騰とトン数水揚げ減少制限になったので、
例年通り北海道から来ないだろうって話が出ている。

正午前まで操業し帰港。今日は大漁だった。
      
ミズダコ・イシダコをヨゴダに入れたのが船上にいっぱい並んで
いっぱいだったので宮古魚市場の岸壁に横付けして水揚げ。
写真に写っているヨゴダは一部です。船上にヨゴダが並んで
フレーム内に入らなかった。今期1番の水揚げ量だった。

      

宮古魚市場内のタコ水揚げ場所。魚市場はこのシーズン、タコがメインとして
水揚げされます。タコの町ですが、宮古に住んでいる人でも、知らないと
思います。サケ・タラ・タコの3大魚種メインの宮古です。

     

水揚げしている時間帯は、潮がひいていて船が岸壁より下で
船上から水揚げする際、ヨゴダを揚げるのに一苦労。
自船は大きいので写真のような格好ですが、自船より小さい船は
ガッツリ下となって、背を伸ばしても岸壁の車止めに頭が出るかでないか
くらい潮がひいてと横付けした船は苦労してました。

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