岩手県宮古市から日々起こった色々な出来事など発信しています

今日から仮設住宅入居生活

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漁から帰ってきて避難所から仮設住宅に引っ越ししました。
震災後は浄土ヶ浜パーク、4月11日から6月28日までシーアリーナでの
避難所生活でしたが、ようやく仮設住宅入居となりました。

深夜過ぎに避難所から漁に出ての生活は、精神的にも辛くて
普通の人とは生活時間帯も逆で違うわけで、午後6時半過ぎに寝たくても
避難所内はガヤガヤしていてうるさくて寝られねーーー 状態でした。
一番それが苦痛といいますか、辛かったです。
仮設住宅入居で、自分の時間帯に寝ることができて最高です。
あ~~長かった~~
日立浜町地区の被災者は、今日で避難所から引っ越しです。
でも、違うとこに希望した方や断った方もいますので
まだその方は避難所生活です。

仮設当初は抽選でしたが、市の方でその地区での仮設入居させることになり
阪神大震災の教訓を得て、地区ごとにしたそうです。

仮設住宅内です。
世帯ごとに入居です。

赤十字社から、電子レンジ・洗濯機・冷蔵庫・布団・テレビが支給されてました。
仮設の中は狭いですが、狭いなりに工夫して生活するしかないです。
大きな物などはまず置かない事です。
必要最低限度の物で徐々にかな。

仮設入居には必要なのが、これまた結構ありまして
こまごま揃えるのがあり買ったりしました。
結構金かかるものですね。仮設入居の被災者も皆同じことを言っています。

お年寄りは大変です。車も免許もないですから、引っ越しする作業や
買い揃えるのとかが難しくて困っています。
仮設入居で、必要物資がでてきます。
今日は、同じ地区のお年寄りの方の荷物を車に積んで一緒に仮設へ。
やっぱ、車がないとだめです。
これから食料品を買うにしても鍬ケ崎には店がありませんし
車で買い物しにいかないとなりません。
一番これが困っていることです。お年寄りは特に。
これから仮設住宅生活で、課題が山積みです。
そのうちに、なにがどうでというのアップしていきます。

仮設からは海が見えまする


少し歩いていけば、鍬ケ崎が一望に。

七分団方面



豊間根商店~しみずばし付近

現時点で、鍬ケ崎に建物がありますがほとんどが解体O.Kや
解体お願いしますと赤スプレーで書かれています。
これから残った建物も解体されます。
残るのはほんの少しだけです。



熊野神社から鍬ケ崎方面。
午後5時半前の今の鍬ケ崎状況です。

宮古市では瓦礫は撤去するそうですが、基礎は撤去しないそうです。
ということは、個人で建物の基礎は業者に頼んで撤去しないとなんないです。
それと、境界線問題が浮上します。トラブルが出てくるのは目に見えています。
宮古から県内・県外に出ている方、この基礎と境界線問題留意していた方がいいと思います。
今後この問題が・・・・・・・・

タコの浜・港町方面


五時半過ぎの日立浜町。
仮設から日立浜はすぐそこです。
家の跡地やこの状況をいつも見るので、なんか嫌です。
3月11日前は、あの生活だったんです。
それが11日の地震津波で・・・・

今日から仮設住宅入居となりました。
今まで支援・救援してくださいました方々、ありがとうございます。
心より感謝いたします。このご恩は一生忘れません。

そしてこのブログにコメントしてくださっている方々、ありがとうございます。
この場を借りてお礼いたします。
これから仮設入居生活となり、課題は山積みですが
復興に向けて前に進んでいきます。
これからもこのブログ共々よろしくお願いいたします。



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