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【今季のサンマの水揚げは終了へ】 宮古港の11月水揚げは無し 過去前例がない事態に サンマに依存してきた水産業は大変なことに・・・・・

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本日(30日)も宮古港にサンマの水揚げがありませんでした。

前回は10月31日に水揚げされましたが、11月はなんと水揚げ無し!

いやー、これにはびっくりしたというか終わったなと思いました。

約一ヶ月もサンマ船が宮古港に入港水揚げしないとは・・・・

一般の方は、シーズンだから少なからずサンマ船が港に入って水揚げした

宮古産のサンマ売っている‣買えると思っていたかと思います。

が、そんなことはありません。サンマ船入港無し、水揚げも無し。

そして、なんと大船渡や気仙沼にだけサンマ船が入港水揚げが集中しました。

あ、宮古は嫌がってというか今までのことがありましたからそのツケが・・・・

大震災後から水産業はサンマ時期に見込んで投資、大きくしました。

震災前のようにサンマに依存してきたこともあり、通常通りになると思っていたと。

が、肝心要のサンマ船が入港しなくなってきたのは、ここ数年、

そしてこの2年間は、入港数も大幅激減。

そして、今年はなんとシーズン5回(9月に1回、10月に4回)だけの入港水揚げとなりました。

11月に全く水揚げが無かったことは前代未聞のことです。

宮古産のサンマが市場に出回らなくなり、買えなくなりました。
(他の産地のサンマは買えます)

魚市場も大型拡張をし外来船入港することを見込んでいましたが

その外来船も入港するのが、ほとんどありませんでした。

あ・・・・・・・・

宮古はスルーされ、船は大船渡や気仙沼方面へ。

サンマに依存しすぎてきた水産業は大変なことを通り過ぎてと

鮭も不漁で獲れず、南方の魚の青物だけが多く水揚げになりました。

もともと水産業が依存していた魚種は、サンマと鮭です。

それがもう獲れなくなった・水揚げされなくなってと市場での値段も高値へ。

昔のように魚が水揚げされることがなくなってきました。

水産業も漁業(魚価安で漁師(漁船)が淘汰され、数えるばかりの隻数に。若者漁師やらなくなり年寄りだらけに)

同じ道を進み始めたのかなと感じています。

例年、宮古港には12月水揚げされません。11月30日で終了となります。

そして、本県主力の鮭漁へとなります。(定置網の)

定置網でも鮭が獲れなくて大変なことになっています。

北海道は例年にない豊漁とのことですが、あっちで全部獲っちゃったらば南下して

本州の岩手県に来ないんじゃないでしょうか。

それとも北海道からもう南に来なくなったのか・・・・・

親潮系の魚は年々、北に移動して獲れなくなり、南方系の魚が北上してきて

南の魚の水揚げが大きく増えてきました。

あと数年もすれば、また大きく変わってくるのかなと思っています。

来年のサンマも期待できそうにないと思われます。

さてと、暗い話ばかりですが12月に突然鮭が獲れだしてくれることを祈ります。

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