2年前の今日は手首の手術日でした。
尺骨が突き上げてTFCCが損傷し、尺骨を切断して短くしてからプレートで固定し
TFCCの軟骨・靭帯損傷していたそうで、軟骨も擦り減ってほとんど無くなっていて
ある程度軟骨を掃除(取って)から靭帯を縫合しました。
退院してからの方が痛みが強くて辛く、骨が癒合したのが3ヶ月くらいでシーネを取ってから
リハビリとなりましたが、手首が全く動かない状態からある程度まで動かすことができるのに時間がかかり
4ヶ月後に仕事復帰をしましたが、やはり痛みとの闘いで手首も動かずが続きました。
半年はまず無理だというのが経験です。
そして一年経つとある程度はいい感じになって来た感がありました。
経験上、漁業のような仕事は最低一年はちょっと無理なんじゃないかと思いました。
一年前に大学病院での治療も終了し地元の病院へ移り、それから痛みの治療へ。
手首の可動域制限も続き、リハビリしても超えられない壁というのがあって
これ以上どうやっても可動域広げるのはできず、一年間地元の病院で痛みの治療を。
そして今日で術後2年が経ちました。
右手首の傷跡です。綺麗になってきたのかなと思いますが
光の当たり具合や角度によっては傷跡エグレテ見えたりもします。
尺骨を動かすとプレートがグリグリしているのが感じます。
そして角度的に傷跡の肉が引っ込んで、傷跡が良く見えるようです。
通常、この手術をすれば約1年から1年5ヶ月でプレートを取る(抜釘手術)そうですが
自分の場合は、担当医が取らなくてもいいですからと言われました。
どうしても取りたいならば、取ってもいいですがそのままでも大丈夫ですよとのことで
今現在もプレートが入ったままになっています。
それと、自分が尺骨を短くした箇所が通常の方(尺骨の真っ直ぐなとこを切って棒状のプレート)
と違って、ずっと上の方の骨頭のすぐ下斜め切りという特殊な切り方とプレートもまったく違うタイプ。
この手術をした方が、上記のレントゲン写真見たらあれっ?なにこれ?珍しいと思われるかと。
プレートの箇所が通常と違うので手首の可動域にも影響がありまして
リハビリをしてもどうやっても可動域広がるの超えられない壁があり、まだまだな状態です。
やはり術前のような手首の可動域状態・繊細な動きなどは無理なんだなど思います。
手の強張りや痛みも依然続いています。
同じ手術をしたネットで知り合った方々、手術をして良くなったという方は少なく
かえって悪くなった方が割合的に多いと思いました。
尺骨を切って短くしてプレート固定しTFCCに突き上げ当たらないようにするのが現代の最先端の医療だと言われました。
あとはリハビリでと。でも、やはり超えられない壁があるのでなんとも・・・・
痛みも続いています。
非ステロイド性抗炎症薬のロキソニン処方され続けて、飲んでもまったく効果なし。
ペインクリニックに行こうかと悩んでいましたが、ロキソニンより強い鎮痛剤を試してみましょうとのことで
弱オピオイド系のトラムセットを処方され飲んでいます。
トラマドール37.5mgとアセトアミノフェン325mgが配合されています。
非麻薬性の弱オピオイドのトラムセット、麻薬性の強オピオイドは、モルヒネ・フェンタニル・オキシコドンなど
ロキソニンより鎮痛効果は強いトラムセット1日4回、一回一錠飲んでいます。痛み強い場合は一回2錠で処方に。
オピオイド鎮痛剤は脳の中枢神経に作用するので飲んで2週間くらいは吐き気が続きます。
そして便秘にもなります。2週間過ぎると次第に吐き気もおさまってきます。
傷口あたりがジリジリと焼け付くような痛みが強く続いたりもし、トラムセットでもあまり効きませんでしたので
神経障害性疼痛のリリカを処方され飲むと、あの痛みが緩和されていい感じになりました。
でも副作用があって辛いですが・・・・・・
普段の生活や仕事上で常に痛みを感じ精神的にも参り鬱になる人もいるそうです。
痛みからの解放、気にならないように生活するには、やはり鎮痛効果が強い薬なのかなと。
痛みと上手に付き合いながら生活には、この薬しかないのかなと感じています。
先日は定期的な診察日で、リリカの副作用が辛かったことを言うと
『タリージェ』 という薬に変わりました。この薬をしばらく飲んで経過観察となりました。
今後も痛みの治療は続く・・・・・・・・
コメント(メールアドレス・サイト入力は任意です)