
巻き上げ機械(揚網機)のセイバンハサミを整備。
海底からケダ(ロープ)をこの両セイバンで挟んで巻き上げます。
ハサミと呼ばれています。


新品の時は、片方で50kgの重量ありで二人でないと持ち上げられませんでしたが
段ができてきて削って削ってになったらば前より軽くなり一人でようやく持てる重さになりました。

取り付けて調整して錆びペン塗って出来上がり。
揚網機(ようもうき)の油圧は1トン巻きです。
深場から巻き上げるのでそれなりの力が必要なんです。
潮が早かったりするとロープにも負荷効いてきますので細いロープは切れます。
10ミリロープ使っているとハサミで潰れて9ミリ・8ミリくらいになってきます・・・・
ハサミはロープを痛めますので、ハサミじゃないのがいいんですけど
それはそれなりでゴム交換多くなります。
どっちがいいかといえば、ロープを傷つけない方がいいですが
一長一短もあって、結局こっちのにしています。

回し車を付けると巻き上げ跳ね上がるのを防いでくれて使い勝手がいいです。
前はなかったので、ハサミに段ができてくると頻繁にケダ(ロープ)が跳ねて漁になりませんでした。
刺し網にするときは、ハサミを取り外してアルミのを付けます。
カゴ・刺し網用に替えることができます。
整備も終わり、タコ漁に備えますがまだ漁が無いので様子見しながら漁に出て休み休みかな。
タコが獲れ始まってきたらば頑張ろう!
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